失恋は、悲しいだけで済めばいいのですが、それだけで済まない場合があります。
失恋で注意したいのは、病気に発展する可能性があることです。
たとえば、ショッキングな別れ方で心に深い傷を負った場合、病気に発展することがあります。
たとえば、鬱病やPTSDです。
いくら時間が経っても、一向に回復する兆しがない。
それどころか日に日に悪化していくようなら、疑ったほうがいいでしょう。
命に関わる妄想が、自分で止められないほど深刻になっているなら、早めの受診をおすすめします。
そのほか、パニック障害・過呼吸・睡眠障害を引き起こすこともあります。
失恋とは無関係に思えますが、実際にそうした事例があるのも事実。
気づかないうちに失恋のショックが引き金になっていることがあります。
日常生活に支障を出るものは、仕事にも影響しますから、早めの治療が大切です。
体にいつもと違う異変を感じたら、受診の目安です。
精神面だけでなく、肉体面にも異変を感じるようなら、初期段階のうちに受診することをおすすめします。
一般的には精神科や心療内科が中心ですが、症状の内容によって異なります。
判断が難しい場合は、総合病院の受付で相談すれば、適切な科に案内してもらえます。
診察してもらった結果、異常がなかったとしてもいいのです。
「問題ない」とわかっただけでも心が軽くなるので、無駄にはなりません。