執筆者:水口貴博

面接で好印象を与える30のテクニック

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面接で、ドアを開けたときの視線が重要。

面接で、ドアを開けたときの視線が重要。 | 面接で好印象を与える30のテクニック

印象とは往々にして、一瞬で決まるものです。

たとえば、入室です。

入室してからの動作やしぐさも大切ですが、それだけではありません。

入室の際、ドアを開けた瞬間で、すでに印象が関係しています。

思い出してください。

自分が面接で、ドアを開けるときの様子を。

ドアを開けたとき、うつむきながら入室していませんか。

足元に注意したいため、下を向きたくなる気持ちはわかります。

初めて入る部屋で、初対面の人と会いますから、不安な気持ちがあり、うつむいてしまう場合もあるでしょう。

しかし、面接官から見ると、やはりうつむいている姿勢は印象が悪いのです。

「元気がない」「消極的」「姿勢が悪い」「体調がすぐれない」など、ネガティブな印象を与えます。

ドアを開けるときに重要なのは、視線です。

ノックをして「どうぞ」と返事が返ってくれば「失礼します」と言って、ドアを開けます。

このとき、必ず前向きながらドアを開けましょう。

次に、部屋の中にいる面接官と、笑顔の状態で一度視線を合わせるのです。

「視線を合わせる」という一瞬の行為ですが、これができるだけで、印象がずいぶんよくなります。

「きちんと人の目を見ることができる」という社会性を表現でき、気持ちよく面接を始めることができるのです。

面接で好印象を与えるテクニック(4)
  • 前を向きながらドアを開け、面接官と一度視線を合わせてから、入室する。
どんな気持ちで「よろしくお願いいたします」と言っていますか。

面接で好印象を与える30のテクニック

  1. 「見た目が9割」は本当か。
  2. コーポレートカラーを使った心理テクニックで、さりげなくアピール。
  3. 企業が求める人材を把握できなければ、ふさわしい受け答えができない。
  4. 面接で、ドアを開けたときの視線が重要。
  5. どんな気持ちで「よろしくお願いいたします」と言っていますか。
  6. 履歴書を面接に持参するときの注意ポイント。
  7. 自己紹介のときに、自己PRをしてはいけない。
  8. 言葉と態度が一致してこそ、説得力が生まれる。
  9. 面接は、自分を売り込む場。
    もじもじしていると、立派に聞こえない。
  10. どの企業でも嫌がられる印象。
    どの企業でも好まれる印象。
  11. どんなエピソードを交えて話すのが、最も効果的か。
  12. すぐ答えられない質問でも、すぐ相づちは打ったほうがいい。
  13. 「姿勢は美しいが、どこか不自然」という人の原因とは。
  14. 地味でも、礼儀作法がきちんとしていれば、面接官の心を動かせる。
  15. 余裕があれば、自主的に企画書を持ち込もう。
  16. 自慢の印象を和らげるのは「○○のおかげ」という一言。
  17. 内容は同じでも、紹介する順番で、印象が変わる。
  18. 第1志望であることを疑われないための3つのポイント。
  19. 真面目かどうかより、真面目な顔ができるかどうか。
  20. 聞かれてもいないのに、自分から欠点を言わない。
  21. 時事問題の知ったかぶりには、要注意。
  22. 否定や破壊的な意見より、肯定や建設的な意見。
  23. 意味のわからない返事では、コミュニケーションが成立しない。
  24. 就業意欲は、感情的ではなく、理性的に伝える。
  25. 「意欲や熱意が大切」と言うが、どうすれば伝えられるのか。
  26. 面識ができても、なれなれしくならない。
  27. 希望の勤務地を伝えると、選考では不利になるのか。
  28. 面接の練習をしたかどうかは、言わなくても伝わる。
  29. 残業を嫌がっていると誤解されない聞き方。
  30. 質問は、1つより複数のほうが、就業意欲が伝わりやすい。

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