すぐ答えられない質問をされたとき、どんな反応をしていますか。
しばらく返事を考えるわけですが、沈黙のまま微動だにせず、無反応になっていませんか。
一生懸命に考えているのはわかりますが、あまり好ましい態度とは言えません。
面接官は「質問をきちんと理解してくれたのかな」と思い、不安になるでしょう。
無表情でじっと黙り込んでいる様子ほど、面接官を不安にさせる反応はありません。
では、どうするか。
すぐ相づちを返すのです。
すぐ返事ができなくても、すぐ相づちを打つことなら、できるはずです。
「なるほど」
「そうですね」
「難しい質問ですね」
基本的な相づちを打って、しばらく時間を稼ぎましょう。
相づちが1つあるだけで、面接官は「質問を受け止めてくれた」「きちんと話を聞いている」などと判断できます。
考える時間が多少長くなっても「一生懸命考えているのだろう」と、面接官は好意的に解釈してくれるはずです。
この対応は、面接に限らず、プライベートやビジネスの人間関係でも役立ちます。