執筆者:水口貴博

役員による最終面接の30の対策

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将来性を見極めるため、将来に関する質問がされやすい。

将来性を見極めるため、将来に関する質問がされやすい。 | 役員による最終面接の30の対策

最終面接では、将来性のある人物を重視します。

向上心が強く、長く企業の利益に貢献し続ける人物を必要としています。

もちろんこれはどの企業も同じことですが、最終面接では特に重視されます。

そこで役員である面接官たちは、応募者の将来性を見極めるため、将来に関する質問をする傾向があります。

たとえば、次のような質問は、事前に聞かれる準備をしておくといいでしょう。

「入社後は、どのような仕事をしたいですか」

「入社して5年後のあなたはどういう姿であるか、教えてください」

「将来、取得したい資格はありますか。いつまでに取得したい考えですか」

突然聞かれるとスムーズに応えにくいですから、事前に考えを整理しておくといいでしょう。

入社後のことをどれだけ真剣に考えているかによって、応募者の潜在的な将来性を確認しようとするのです。

回答は、漠然とした夢より現実的な内容のほうが、説得力があります。

どのような社員になっていたいか、入社後の将来像をしっかり描いておくことが大切です。

役員による最終面接の対策(21)
  • 将来に関する質問は、しっかり準備しておく。
「学生」と聞いて最初に思い浮かべるのは、やはり学業。

役員による最終面接の30の対策

  1. 最終面接まで来ることができた人はすべて、ほぼ合格者。
  2. 最終面接だけは、加点方式。
  3. 「最終面接まで来れば、ほぼ合格」とは考えない。
  4. 最終面接は、2種類ある。
  5. 実は最終面接こそ、最も普通の面接。
  6. 最終面接に限っては、誰が面接官になるか予想できる。
  7. 最終面接前は、スーツやワイシャツをクリーニング。
  8. 社是や社訓は、暗記するくらい再確認しておく。
  9. 確実に安全圏を狙うなら、完全な黒髪がベスト。
  10. 役員が最重視するのは何か。
  11. 豪華な社長室や応接室には、特別なマナーが存在するのか。
  12. 肘掛けの付いた椅子には要注意。
  13. 役員と会って、話ができることに感謝。
  14. 萎縮しそうな自分に、むちを打て。
  15. 「この企業しかない」という気持ちを、存分に伝えることが重要。
  16. 役員から期待されている自覚を持つことが大切。
  17. 役員が登場しない最終面接もある。
  18. 役員から好感を得やすい2つの話題。
  19. 役員であることを考慮して、話題を正しく選択する。
  20. なぜ最終面接では、応募者は自己PRや志望動機を省略する傾向があるのか。
  21. 将来性を見極めるため、将来に関する質問がされやすい。
  22. 「学生」と聞いて最初に思い浮かべるのは、やはり学業。
  23. 年が離れている人との会話を自然にできること。
  24. 最終面接で笑うのは、失礼に当たるのか。
  25. 役員の立場を想像してみる。
  26. 面接官が役員だからこそ、就業意欲が伝わりやすい。
  27. 役員が険しい表情のとき、あなたはどんな表情をすべきか。
  28. 社史は、就職活動の隠し球。
  29. 最終面接の最後の質問は、経営に関する質問をすると好印象。
  30. 最後の最後まで、油断しない。

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