面接では、印象が大切です。
「第1印象」という言葉があるように、人の印象は一瞬で決まります。
決まった印象も、後から変えるのはなかなか難しいのです。
さて、ここで1つ、印象についての興味深いことをご紹介します。
実は、すべての企業が嫌がられる印象があります。
暗くて濁った印象です。
声・表情・態度など、どんよりした雰囲気が漂っていると、それだけ評価が悪くなります。
いくら学歴や能力が高くても、暗くて濁った印象があると「才能を十分に発揮できないのではないか」と不安にさせます。
「裏で何か悪いことを考えているのではないか」という誤解をされるかもしれません。
すべてを悪いほうに誤解されやすくなるため、注意が必要なのです。
さて、本題は、ここからです。
どの企業でも嫌がられる印象があるなら、どの企業でも好まれる印象もあります。
暗くて濁った印象の逆。
つまり、明るくさわやかな印象なのです。
明るくさわやかな人を好まない企業はありません。
元気で、吸収力があり、素直な人です。
素直で実直なら、教育も容易で、成長も早いことでしょう。
知識やマナーが多少足りなくても、容易な挽回を期待できます。
また、社内を明るくさせ、活気をもたらすであろう可能性も連想させるのです。
明るくさわやかな印象は、よいほうに解釈されやすいため、自分の評価を潜在的に高める効果があります。
したがって「明るくさわやかな印象」は、すべての企業において有利になる印象です。
背筋を伸ばしましょう。
笑顔ではきはき話しましょう。
清潔感のある身だしなみを心がけましょう。
すべては、明るくさわやかな印象を出すためです。
明るくさわやかな印象は、あなたの評価を実際以上に高める力があるのです。