「面接では、意欲や熱意を伝えることが大切」
就職活動で、よく聞く言葉ですね。
事実、意欲や熱意を伝えれば、採用担当者の心を動かせます。
しかし、そうした言葉を聞いたとき、こう思うのではないでしょうか。
「意欲や熱意を伝えるのが大切とわかっている。肝心の伝え方がわからないから困っているのだ」と。
意欲や熱意を伝えるのが大切とわかっていても、伝え方がわからなければ、アピールのしようがありません。
では、どうすれば意欲や熱意を伝えることができるのか。
最大のポイントは、手間暇です。
情報を得るために手間暇かけたことを、紹介すればいいのです。
たとえば「複数名のOB・OG訪問をした」「企業から出版されている本はすべて読んだ」などです。
もしくは、手間暇かけないと得られない情報でもかまいません。
商品開発の裏話、知られていない企業の歴史など、手間暇をかけないと入手できない情報を紹介するのもいいでしょう。
手間暇をかけた行動は、強い情熱がなければできません。
情報を入手するために、手間暇をいとわず、必死になっていることが伝わればいい。
手間暇をかけた行動力は、採用担当者の心を動かす切り札です。
そうした話を聞いた採用担当者は「この人の気持ちは本物だ」と感銘し、強い意欲や熱意を感じるのです。