面接の練習をしたかどうかは、言わないと面接官に伝わらないと思います。
自分から「面接の練習をしました」と言わないかぎり、面接官はわからないと思うでしょう。
たしかに言わなければ伝わらないのは事実ですが、実際には伝わります。
応募者の態度でわかるのです。
入室するやいなや、礼儀正しく挨拶をして、着席するまでスムーズに対応する。
さまざまな質問にも、にこやかな笑顔で、よどみなく答える。
退室するときも、しっかりお礼を言って、礼儀正しく部屋から出て行く。
こうした動作は、練習をしないで急にできることではありません。
何度も練習をした結果、ようやくできる動作です。
こうした様子を見た面接官は「しっかり準備をしたな。何度も練習をしたな」と直感が働き、間接的にわかるのです。
面接の練習をしてきたとわかるだけで、面接官は応募者に好印象を抱きます。
「採用されたい」という気持ちがあり、しっかり手間と時間をかけてきたことが伝わるからです。
つまり、熱意と意欲の表現なのです。
面接の練習は、無駄と思わず、しっかりやってほしい。
「面接がうまくいかない」という人にかぎって、面接の練習をしていなかったり、不十分だったりします。
面接の練習回数は、採用率に影響します。
2回より3回、3回より4回、4回より5回です。
何度練習すればいいのかというと、自然に体が動くまでです。
練習、練習、また練習。
何を聞かれてもスムーズに答えられるまで練習したなら、面接もきっとうまくいくはずです。