「当社は第1志望ですか」
面接で聞かれる定番の質問です。
同時に、定番の答えも存在します。
「はい。御社は第1志望です」と答えるのが決まりです。
本当は第2志望や第3志望であっても「第1志望」と答えるのが、就職活動の常識です。
それは、面接官もよく承知しています。
そのため、応募者が「御社が第1志望」と答えても、信じてもらえず、疑われる場合があります。
では、第1志望であると信じてもらうには、どうすればいいのか。
3つのポイントがあります。
「目を見る」「即答」「第1志望である根拠」です。
まず面接官の目を見ながら「はい。御社が第1志望です」と、即答します。
ここで目をそらしたり、一瞬の沈黙があったりすると「疑わしい」と思われます。
続けて、就業意欲が伝わる補足を付け足します。
補足は、就業意欲が伝わる内容なら、何でもかまいません。
「私は、社員一丸となって商品開発に取り組む姿勢に感銘いたしました。御社で頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします」
面接官の目を見つめながら即答できれば、説得力が生まれます。
定番の言葉でも、真実味が増し、面接官に信じてもらえるのです。
これも練習が必要です。
いきなりやろうとすると、不自然になる場合があります。
スムーズに対応できるようになるまで、本番までにしっかり練習しておくと安心です。