執筆者:水口貴博

面接で好印象を与える30のテクニック

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内容は同じでも、紹介する順番で、印象が変わる。

内容は同じでも、紹介する順番で、印象が変わる。 | 面接で好印象を与える30のテクニック

自己PRで複数の実績を紹介するとき、順番について心がけたい工夫があります。

自己PRは、適当な順番で紹介すればいいわけではありません。

紹介する順番が重要です。

アピールの内容は同じでも、紹介する順番で、印象が変わるからです。

たとえば、次の2つのうち、どちらが心に残りやすくなるでしょうか。

  1. 最優秀賞の実績を紹介した後、優秀賞の実績を紹介する
  1. 優秀賞の実績を紹介した後、最優秀賞の実績を紹介する

おそらくより深く印象に残るのは、2番目のはずです。

なぜでしょうか。

最初に印象の強い実績を紹介すると、その時点で印象が最高潮に達します。

そのため後に続く紹介が、弱い印象に感じやすくなります。

一方、インパクトの弱い実績から強い実績の順に紹介すれば、話が進むごとに応募者の成長が感じられます。

感情の盛り上がりを誘えるため、心に深く残りやすくなるのです。

実際は時系列の都合もあるため、単純にうまくいかない場合もありますが、できるかぎり心がけてみてください。

少しでも印象に残りやすい紹介方法を心がけたほうが、表現できるインパクトをさらに強くできます。

インパクトの小から大の順を意識したほうが、印象的になります。

面接で好印象を与えるテクニック(17)
  • 複数の実績を紹介するときは、インパクトの小から大の順を心がける。
第1志望であることを疑われないための3つのポイント。

面接で好印象を与える30のテクニック

  1. 「見た目が9割」は本当か。
  2. コーポレートカラーを使った心理テクニックで、さりげなくアピール。
  3. 企業が求める人材を把握できなければ、ふさわしい受け答えができない。
  4. 面接で、ドアを開けたときの視線が重要。
  5. どんな気持ちで「よろしくお願いいたします」と言っていますか。
  6. 履歴書を面接に持参するときの注意ポイント。
  7. 自己紹介のときに、自己PRをしてはいけない。
  8. 言葉と態度が一致してこそ、説得力が生まれる。
  9. 面接は、自分を売り込む場。
    もじもじしていると、立派に聞こえない。
  10. どの企業でも嫌がられる印象。
    どの企業でも好まれる印象。
  11. どんなエピソードを交えて話すのが、最も効果的か。
  12. すぐ答えられない質問でも、すぐ相づちは打ったほうがいい。
  13. 「姿勢は美しいが、どこか不自然」という人の原因とは。
  14. 地味でも、礼儀作法がきちんとしていれば、面接官の心を動かせる。
  15. 余裕があれば、自主的に企画書を持ち込もう。
  16. 自慢の印象を和らげるのは「○○のおかげ」という一言。
  17. 内容は同じでも、紹介する順番で、印象が変わる。
  18. 第1志望であることを疑われないための3つのポイント。
  19. 真面目かどうかより、真面目な顔ができるかどうか。
  20. 聞かれてもいないのに、自分から欠点を言わない。
  21. 時事問題の知ったかぶりには、要注意。
  22. 否定や破壊的な意見より、肯定や建設的な意見。
  23. 意味のわからない返事では、コミュニケーションが成立しない。
  24. 就業意欲は、感情的ではなく、理性的に伝える。
  25. 「意欲や熱意が大切」と言うが、どうすれば伝えられるのか。
  26. 面識ができても、なれなれしくならない。
  27. 希望の勤務地を伝えると、選考では不利になるのか。
  28. 面接の練習をしたかどうかは、言わなくても伝わる。
  29. 残業を嫌がっていると誤解されない聞き方。
  30. 質問は、1つより複数のほうが、就業意欲が伝わりやすい。

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