自己PRで複数の実績を紹介するとき、順番について心がけたい工夫があります。
自己PRは、適当な順番で紹介すればいいわけではありません。
紹介する順番が重要です。
アピールの内容は同じでも、紹介する順番で、印象が変わるからです。
たとえば、次の2つのうち、どちらが心に残りやすくなるでしょうか。
おそらくより深く印象に残るのは、2番目のはずです。
なぜでしょうか。
最初に印象の強い実績を紹介すると、その時点で印象が最高潮に達します。
そのため後に続く紹介が、弱い印象に感じやすくなります。
一方、インパクトの弱い実績から強い実績の順に紹介すれば、話が進むごとに応募者の成長が感じられます。
感情の盛り上がりを誘えるため、心に深く残りやすくなるのです。
実際は時系列の都合もあるため、単純にうまくいかない場合もありますが、できるかぎり心がけてみてください。
少しでも印象に残りやすい紹介方法を心がけたほうが、表現できるインパクトをさらに強くできます。
インパクトの小から大の順を意識したほうが、印象的になります。