執筆者:水口貴博

メイクの美的センスが向上する30の工夫

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シェーディングは、顔の内側から外側に向けて塗らない。

シェーディングは、顔の内側から外側に向けて塗らない。 | メイクの美的センスが向上する30の工夫

「シェーディングをすると、色が不自然になる」

そういう人に多くに見られる、典型的な失敗例があります。

シェーディングが悪いのではありません。

多くの場合、塗り方が悪いのです。

シェーディングをするとき、手の動きはどうなっていますか。

おそらくファンデーションを塗るときと同じ要領で、内側から外側に向けて伸ばしているのではないでしょうか。

しかし、これはよくありません。

考えてみましょう。

この方法でシェーディングを仕上げようとすると、外側ほど薄く伸びてしまい、色が薄くなってしまうのです。

そのため、不自然なシェーディングの仕上がりになり、自分にシェーディングは似合わないと勘違いするケースがあります。

なぜ、こういう状況になるのでしょうか。

ファンデーションを塗るとき、普通は顔の中心から外側に向けて塗りますよね。

そのときの動きが手に残っていて、シェーディングのときも、意識せずに外側に向けて塗ってしまうのです。

シェーディングの際は、手の動きに注意が必要です。

正しい塗り方は、外側から内側です。

影にも、グラデーションが必要です。

外側から内側に向けて、シェーディングが伸びるため、より自然な影を演出できるのです。

メイクの美的センスが向上する工夫(13)
  • シェーディングは、外側から内側に向けて、伸ばす。
下まぶたをふっくらさせたいときのメイク方法。

メイクの美的センスが向上する30の工夫

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  4. 夏用と冬用で、化粧品を使い分けていませんか。
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  6. ある1カ所だけ、ファンデーションを乗せなくてもいい部分がある。
  7. にきび肌の人が、化粧品選びで心がけることは、1つだけ。
  8. 吹き出物があるとき、上手にメイクをする、3つのポイント。
  9. 濃さが変わりやすい目の下のくま。
    上手なコンシーラーの使い方。
  10. 肌トラブルの広さに応じて、2種類のコンシーラーを使い分ける。
  11. コンシーラーの完成度を高める、最後の一手間。
  12. 唇の形を思いどおりに整える、リップペンシルやコンシーラーの上手な使い方。
  13. シェーディングは、顔の内側から外側に向けて塗らない。
  14. 下まぶたをふっくらさせたいときのメイク方法。
  15. アイラインは、かなり奥が深い。
  16. アイラインが取れにくくなるちょっとした一工夫。
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  18. 読まない雑誌が、山積みになっていませんか。
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