四角い形をした顔で、えらが張っていると、気になります。
「ああ。このえらだけ取り除きたい!」
メイクによってえらを消してしまえばいいのです。
こういうときに使えるテクニックこそ、シェーディングです。
顔の側面に、わざと影を作るテクニックです。
一般的に、顔を小さく見せるテクニックとして知られていますが、えらの除去にも十分使えます。
ただし、シェーディングの入れ方に、少しポイントがあります。
通常のシェーディングでは顔のわき全体に入れる一方、えらを目立たなくさせるためには、部分的にシェーディングを入れます。
まず理想的な形である、卵形を想像しましょう。
卵からはみ出たえらの部分だけ、シェーディングをするのです。
えらの部分が目立たなくなり、理想的な卵形に見えてきます。
ただし、影をあまり濃く入れてしまうと不自然になるので、さりげなく入れるようにしましょう。
一回り顔が小さくなると同時に、えらも目立たなくなります。