執筆者:水口貴博

メイクの美的センスが向上する30の工夫

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自分の化粧の崩れ方を、知っておく。

自分の化粧の崩れ方を、知っておく。 | メイクの美的センスが向上する30の工夫

メイクは、してから30分経てば、崩れ始めると言われます。

人間には「恒常性」と言って、体温を一定に保つ働きがあります。

体温調整のため、汗をかいています。

保湿を維持して肌のバリアーを保とうと、皮脂も分泌されています。

こうした汗のかき方や皮脂の分泌には、個人差があります。

あまり汗をかかない人もいれば、汗かきの人もいます。

額ばかり汗をかく人ともいれば、首だけ汗をかく人もいます。

とりわけ皮脂に関しては、個人差が大きいうえに、年齢によって変化が激しい要素です。

一概には言えません。

大切なことは、自分の化粧崩れの傾向を知っておくことです。

メイクをして2時間後、自分の顔を鏡であらためて確認してみましょう。

何らかの崩れが目に見えます。

崩れ方は、一定ではないはずです。

崩れていない部分と崩れている部分があります。

どの部分が崩れやすいのかを知ることは、メイク直しより大切です。

メイクは、崩れてから手を打つのではありません。

崩れる前に手を打つことが大切です。

崩れやすい部分がわかれば、崩れる前に、手を打つようにしましょう。

特に皮脂の分泌が多い部分ほど、こまめに油を拭き取りましょう。

崩れるタイミングを考慮して、化粧直しも調整します。

自分のメイクの崩れ方を知ることは、化粧直しをする大前提なのです。

メイクの美的センスが向上する工夫(26)
  • 化粧の崩れ方の傾向に合わせて、化粧直しを早めにする。
メイクで大切なのは、崩れてからの対処より、崩れる前の対処。

メイクの美的センスが向上する30の工夫

  1. 本格的な化粧台からは「こっちにおいで」という声が聞こえる。
  2. メイクに力を入れた1日は、恋も仕事も、力が入る。
  3. あらためて考えたい、顔の各パーツをメイクする意味。
  4. 夏用と冬用で、化粧品を使い分けていませんか。
  5. リキッドファンデーションを手に取れば、いきなり顔につけない。
  6. ある1カ所だけ、ファンデーションを乗せなくてもいい部分がある。
  7. にきび肌の人が、化粧品選びで心がけることは、1つだけ。
  8. 吹き出物があるとき、上手にメイクをする、3つのポイント。
  9. 濃さが変わりやすい目の下のくま。
    上手なコンシーラーの使い方。
  10. 肌トラブルの広さに応じて、2種類のコンシーラーを使い分ける。
  11. コンシーラーの完成度を高める、最後の一手間。
  12. 唇の形を思いどおりに整える、リップペンシルやコンシーラーの上手な使い方。
  13. シェーディングは、顔の内側から外側に向けて塗らない。
  14. 下まぶたをふっくらさせたいときのメイク方法。
  15. アイラインは、かなり奥が深い。
  16. アイラインが取れにくくなるちょっとした一工夫。
  17. 今使っているスポンジは、いつ購入したものですか。
  18. 読まない雑誌が、山積みになっていませんか。
  19. 知っておきたい、チークの色による印象の6つの違い。
  20. 光の加減を考慮した、ハイライトを入れる順番。
  21. 細かい部分は、丁寧に塗る。
  22. 眉がきれいになったのはいいけど、眉の輪郭の青みが気になる。
  23. 自分が思うほど、顔は真正面から見られていない。
  24. 1つ間違えれば大笑いされる、女性のやりすぎたメイク。
  25. リップクリームのべたつきが苦手な人におすすめ。
    さらさらしたつけ心地のリップクリームとは。
  26. 自分の化粧の崩れ方を、知っておく。
  27. メイクで大切なのは、崩れてからの対処より、崩れる前の対処。
  28. 皮脂の取り方は、季節によって使い分けるのが正解。
  29. 人前であぶらとり紙を、恥ずかしいと感じますか。
  30. なかなかメイクの技術がうまくならない。
    その意外な原因とは。

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