執筆者:水口貴博

メイクの美的センスが向上する30の工夫

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光の加減を考慮した、ハイライトを入れる順番。

光の加減を考慮した、ハイライトを入れる順番。 | メイクの美的センスが向上する30の工夫

顔に光をもたらすハイライト。

気になるところだけ、適当な順番で入れるのもいいでしょう。

しかし、光をもたらすだけあり、順番を誤ると、バランスの加減がしづらくなる場合があります。

適当な順で入れるより、光の加減を考慮した理想的な順番を心がけましょう。

(ステップ1)
Tゾーン

なんと言っても、まずはTゾーンからです。

これが一番大切です。

ハイライトは、顔の中心となるTゾーンから入れ始めることで、顔全体がぱっと明るくなります。

明るさの具合によっては、これのみで済ませることもできます。

(ステップ2)
顎先

顔の中心が明るくなれば、次に顎先です。

顔の輪郭の端に当たる部分を明るくさせることで、顔はより明るさを増します。

ポイントは「逆三角形」です。

顎先の輪郭に合わせて、逆三角形を作るイメージで、ハイライトを入れていきましょう。

顎の輪郭にそって、光が整います。

(ステップ3)
目元

目元の光の調整は、Tゾーンと顎先の後から入れるほうが、調整しやすくなります。

Tゾーンと顎先の明るさの兼ね合いを見ながら調整できるからです。

暗くなりやすい目の下に、ハイライトを入れましょう。

目頭には「勾玉まがたま」の形を意識して、ハイライトを入れます。

こうして輝く目元の完成です。

(ステップ4)
眉の上下

最後にとっておきのハイライトで締めくくります。

それは、眉の上下です。

眉の上下に、明るいハイライトをのせましょう。

眉のそばにわざと光を集めることで、眉の形がよりくっきりと浮き出て見えるようになります。

眉の立体感が強調され、りんとした洗練される眉になるのです。

メイクの美的センスが向上する工夫(20)
  • 光の加減を考慮した、理想的なハイライトを入れる順番を身につける。
細かい部分は、丁寧に塗る。

メイクの美的センスが向上する30の工夫

  1. 本格的な化粧台からは「こっちにおいで」という声が聞こえる。
  2. メイクに力を入れた1日は、恋も仕事も、力が入る。
  3. あらためて考えたい、顔の各パーツをメイクする意味。
  4. 夏用と冬用で、化粧品を使い分けていませんか。
  5. リキッドファンデーションを手に取れば、いきなり顔につけない。
  6. ある1カ所だけ、ファンデーションを乗せなくてもいい部分がある。
  7. にきび肌の人が、化粧品選びで心がけることは、1つだけ。
  8. 吹き出物があるとき、上手にメイクをする、3つのポイント。
  9. 濃さが変わりやすい目の下のくま。
    上手なコンシーラーの使い方。
  10. 肌トラブルの広さに応じて、2種類のコンシーラーを使い分ける。
  11. コンシーラーの完成度を高める、最後の一手間。
  12. 唇の形を思いどおりに整える、リップペンシルやコンシーラーの上手な使い方。
  13. シェーディングは、顔の内側から外側に向けて塗らない。
  14. 下まぶたをふっくらさせたいときのメイク方法。
  15. アイラインは、かなり奥が深い。
  16. アイラインが取れにくくなるちょっとした一工夫。
  17. 今使っているスポンジは、いつ購入したものですか。
  18. 読まない雑誌が、山積みになっていませんか。
  19. 知っておきたい、チークの色による印象の6つの違い。
  20. 光の加減を考慮した、ハイライトを入れる順番。
  21. 細かい部分は、丁寧に塗る。
  22. 眉がきれいになったのはいいけど、眉の輪郭の青みが気になる。
  23. 自分が思うほど、顔は真正面から見られていない。
  24. 1つ間違えれば大笑いされる、女性のやりすぎたメイク。
  25. リップクリームのべたつきが苦手な人におすすめ。
    さらさらしたつけ心地のリップクリームとは。
  26. 自分の化粧の崩れ方を、知っておく。
  27. メイクで大切なのは、崩れてからの対処より、崩れる前の対処。
  28. 皮脂の取り方は、季節によって使い分けるのが正解。
  29. 人前であぶらとり紙を、恥ずかしいと感じますか。
  30. なかなかメイクの技術がうまくならない。
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