執筆者:水口貴博

メイクの美的センスが向上する30の工夫

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アイラインは、かなり奥が深い。

アイラインは、かなり奥が深い。 | メイクの美的センスが向上する30の工夫

なぜ女優の目元は、あれほど魅力的なのでしょうか。

テレビに映る女優の目元がきれいで、自分も真似しますが、なぜかうまくいかない。

「もともとの顔立ちが違うせいだ」

顔立ちの違いを嘆いてしまいますが、そうではありません。

きれいな目をした女優のアイラインには、独特の工夫が凝らされているかもしれません。

アイラインは、実は奥が深いです。

「奥が深い? 単にラインを引くだけでしょ」

いえ、違います。

あなたがアイラインを引くとき、どのようなタイプのアイライナーを使っていますか。

ペンシルタイプでしょうか。

リキッドタイプでしょうか。

自然な感じに仕上げたい場合はペンシルタイプを使い、くっきりと見せたい場合はリキッドタイプを使うのが鉄則ですよね。

自分のなりたいイメージに合わせて、化粧品を選ぶのは大切です。

しかし、どちらか一方にこだわる必要はありません。

アイラインには、リキッドとペンシルを2つ使う、特殊なテクニックがあります。

単体では実現できない、より美しいアイラインを引くことができるようになります。

パターンはいろいろありますが、次の2パターンが代表的です。

(パターン1)
目の上がリキッドタイプ、目の下がペンシルタイプ

目の下のフレームはにじみやすいため、ペンシルタイプでぼかします。

その一方、目の上のフレームは、リキッドタイプのアイラインを引きます。

柔らかい印象の中にも、引き締まった目力があり、独特の目元が完成します。

(パターン2)
目の周りをリキッド、目尻だけペンシル

目の輪郭をリキッドで強調させつつ、目尻から外側に向けては、さらにペンシルでぼかします。

アイシャドーと似たような使い方ができます。

目が大きくなりますし、きれいなグラデーションも決まります。

2種類の組み合わせとはいえ、入れる場所によって、雰囲気は変わります。

奥が深いので、実際に自分の顔で試しながら、仕上がり具合を確認してみるといいでしょう。

ある程度のテクニックは必要とされるものの、うまくいけば、独特の目元が演出できます。

女優の個性豊かな独特の目元には、こうしたアイラインの使い方にあるのです。

メイクの美的センスが向上する工夫(15)
  • リキッドタイプとペンシルタイプの両方を使うアイラインに挑戦してみる。
アイラインが取れにくくなるちょっとした一工夫。

メイクの美的センスが向上する30の工夫

メイクの美的センスが向上する30の工夫
  1. 本格的な化粧台からは「こっちにおいで」という声が聞こえる。
    本格的な化粧台からは「こっちにおいで」という声が聞こえる。
  2. メイクに力を入れた1日は、恋も仕事も、力が入る。
    メイクに力を入れた1日は、恋も仕事も、力が入る。
  3. あらためて考えたい、顔の各パーツをメイクする意味。
    あらためて考えたい、顔の各パーツをメイクする意味。
  4. 夏用と冬用で、化粧品を使い分けていませんか。
    夏用と冬用で、化粧品を使い分けていませんか。
  5. リキッドファンデーションを手に取れば、いきなり顔につけない。
    リキッドファンデーションを手に取れば、いきなり顔につけない。
  6. ある1カ所だけ、ファンデーションを乗せなくてもいい部分がある。
    ある1カ所だけ、ファンデーションを乗せなくてもいい部分がある。
  7. にきび肌の人が、化粧品選びで心がけることは、1つだけ。
    にきび肌の人が、化粧品選びで心がけることは、1つだけ。
  8. 吹き出物があるとき、上手にメイクをする、3つのポイント。
    吹き出物があるとき、上手にメイクをする、3つのポイント。
  9. 濃さが変わりやすい目の下のくま。<br>上手なコンシーラーの使い方。
    濃さが変わりやすい目の下のくま。
    上手なコンシーラーの使い方。
  10. 肌トラブルの広さに応じて、2種類のコンシーラーを使い分ける。
    肌トラブルの広さに応じて、2種類のコンシーラーを使い分ける。
  11. コンシーラーの完成度を高める、最後の一手間。
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  12. 唇の形を思いどおりに整える、リップペンシルやコンシーラーの上手な使い方。
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  13. シェーディングは、顔の内側から外側に向けて塗らない。
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  14. 下まぶたをふっくらさせたいときのメイク方法。
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  15. アイラインは、かなり奥が深い。
    アイラインは、かなり奥が深い。
  16. アイラインが取れにくくなるちょっとした一工夫。
    アイラインが取れにくくなるちょっとした一工夫。
  17. 今使っているスポンジは、いつ購入したものですか。
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  18. 読まない雑誌が、山積みになっていませんか。
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  21. 細かい部分は、丁寧に塗る。
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