執筆者:水口貴博

飲み会が苦手な人が酒を楽しむ30の方法

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お酌をするなら、できるだけ女性のほうがおすすめ。

お酌をするなら、できるだけ女性のほうがおすすめ。 | 飲み会が苦手な人が酒を楽しむ30の方法

意外な場面で、先輩から叱られた印象深い思い出があります。

一般的に、お酌をするのは、目下の人からすることと思います。

しかし、実際は新人なら誰でもいいわけではありません。

それを痛感した出来事がありました。

会社で、季節の変わり目に飲み会がありました。

先輩が手に持っているグラスのお酒が、残りわずかになりました。

グラスを持ち上げながら「誰か、ついでくれ」と、先輩から言われたときです。

「ここは新人である私の仕事だ」

そう思い、すぐお酒をつぎ足そうとしたときです。

たまたま近くにいた若い女性社員も同じことを考えていて、同じ動作がぶつかりました。

お互いが顔を見合わせて、そのとき、つい私が出しゃばってお酌をしようとしたのです。

「おい、水口! そこはお前の出番じゃない」

せっかくお酌をしようとしたのに、逆に叱られてしまいました。

「ええ? ここは新人の仕事じゃないの?」

続けて先輩は言いました。

「男にお酌をされても、酒がうまくない」と。

ショックな一言に、頭を抱えました。

ですが、たしかにそれはあるなとも思いました。

一般的な男性心理としては、やはり若くてかわいい女性からお酌をされたいと思うものです。

男性は女性からお酌をされるだけで、上機嫌になります。

それからというもの、私も反省し、行動パターンを変えました。

もし先輩のグラスのお酒が少なくなれば、近くの女性社員に耳打ちをして「先輩のお酌をお願い」と言うようになりました。

私がサボっているようにも見えますが、そうしたほうが場はうまく回るのです。

あまり大きな声では言えませんが、こういうことを飲み会で心がけておくほうがいいでしょう。

飲み会が苦手な人が酒を楽しむ方法(14)
  • 先輩からお酌を頼まれたら、若い女性にお願いする。
いくら盛り上がるとはいえ、プライベートを打ち明けすぎるのは考えもの。

飲み会が苦手な人が酒を楽しむ30の方法

  1. 乾杯直後の表情が、大切だ。
  2. 飲みの場では、仕事の話は避けること。
  3. 自分が飲むお酒を自分でつぐのは、普通のこと。
    どんどん手酌をしてもいい。
  4. 1人用のメニューを頼むと、人も料理も、孤立しやすい。
  5. 本当に雰囲気を悪くさせるのは飲めない人ではない。
    飲めない人を責めている人だ。
  6. メモ用紙とボールペンがあると、話が盛り上がりやすい。
  7. 私が心がけている、お酌のタイミングを上手に確かめる方法。
  8. 普通のビールがおいしくなる、つぎ方。
  9. 会話の苦手な人が、話題の引き出しを手軽に増やす方法。
  10. 喉が渇いている状態で、いきなりお酒は飲まない。
  11. 上司から「お酒は飲めるか」と聞かれたときの、定番の答え方。
  12. 上司から「本音で話し合おう」という言葉は、うのみにしない。
  13. タバコを吸いすぎる姿は、退屈していると誤解されやすい。
  14. お酌をするなら、できるだけ女性のほうがおすすめ。
  15. いくら盛り上がるとはいえ、プライベートを打ち明けすぎるのは考えもの。
  16. 世代が違えば、学べることがたくさんあり、むしろ話は盛り上がる。
  17. 楽になってもらおうと、酔っている人の背中をさするのは、実は危険。
  18. どうしても飲み会が嫌な人は、仕事と割り切る。
  19. 1人取り残された人には、話を振ってフォローを入れる。
  20. どうしても緊張するなら、早めに酔うのが得策。
  21. 上司やお客さまの前では、足を組まない。
  22. 出席しない理由を、しつこく尋ねると、嫌われる。
  23. 上司から説教を言われたときの、定番の決まり文句とは。
  24. 飲まないわけにもいかず、飲みすぎるわけにもいかない。
  25. 乾杯を、より上品に見える方法。
  26. 唐揚げのそばにレモンがあるからとはいえ、いきなりかけない。
  27. キャバクラに行くより、友人と男女交えて飲むほうが安上がり。
  28. 激臭と戦った2時間の思い出。
  29. 幹事も人間。
    負荷が集中しすぎると、過労で倒れる。
  30. 家に着くまでが宴会。

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