受験期には、つい勉強のことばかりを考えてしまいがちです。
勉強ばかりの毎日であることはたしかですが、現実はそうはうまくいきません。
風船は、空気を入れ続ければ、いずれパンと破裂してしまいます。
人も同じです。
人間は、ストレスをため続ければ、いずれ崩壊してしまいます。
発狂しそうになったり、燃え尽き症候群になりそうになったりします。
そこで受験期には「勉強以外のもう1つ大切な課題」に気づきます。
「いかにストレスを吐き出すか」という課題です。
勉強と同じくらい、あるいはそれ以上に大切な課題です。
ストレスをうまく吐き出さないと、長期にわたる受験を乗り越えるのは難しいからです。
もしすでに部活をやっているなら、その部活はぜひ続けましょう。
楽しくて充実した部活なら、自然とストレス発散になるからです。
足し算の後引き算になり、ちょうどいい具合になります。
しかし、問題なのは、最初から部活動に所属していない人です。
部活がない人は、どうストレス発散をすればいいのでしょうか。
「遊び」を見つければいい。
サッカーでも、ジョギングでも、旅行でも、体を動かすことができれば何でもOKです。
女性なら、お風呂に2時間くらいつかったり、エステティックサロンに通ったりでもいいでしょう。
美容院では頭皮のマッサージをしてくれるところがありますから利用するのも名案です。
遊びは、お堅い受験期の潤滑油。
ストレス発散になるような遊びがあるから、大変な受験が乗り越えられるのです。