執筆者:水口貴博

受験時代に経験しておきたい30の気づき

23

勉強以外のもう1つの課題。「いかにストレスを吐き出すか」

勉強以外のもう1つの課題。「いかにストレスを吐き出すか」 | 受験時代に経験しておきたい30の気づき

受験期には、つい勉強のことばかりを考えてしまいがちです。

勉強ばかりの毎日であることはたしかですが、現実はそうはうまくいきません。

風船は、空気を入れ続ければ、いずれパンと破裂してしまいます。

人も同じです。

人間は、ストレスをため続ければ、いずれ崩壊してしまいます。

発狂しそうになったり、燃え尽き症候群になりそうになったりします。

そこで受験期には「勉強以外のもう1つ大切な課題」に気づきます。

「いかにストレスを吐き出すか」という課題です。

勉強と同じくらい、あるいはそれ以上に大切な課題です。

ストレスをうまく吐き出さないと、長期にわたる受験を乗り越えるのは難しいからです。

もしすでに部活をやっているなら、その部活はぜひ続けましょう。

楽しくて充実した部活なら、自然とストレス発散になるからです。

足し算の後引き算になり、ちょうどいい具合になります。

しかし、問題なのは、最初から部活動に所属していない人です。

部活がない人は、どうストレス発散をすればいいのでしょうか。

「遊び」を見つければいい。

サッカーでも、ジョギングでも、旅行でも、体を動かすことができれば何でもOKです。

女性なら、お風呂に2時間くらいつかったり、エステティックサロンに通ったりでもいいでしょう。

美容院では頭皮のマッサージをしてくれるところがありますから利用するのも名案です。

遊びは、お堅い受験期の潤滑油。

ストレス発散になるような遊びがあるから、大変な受験が乗り越えられるのです。

受験時代に経験しておきたい気づき(23)
  • 部活に所属していないなら、代わりになる遊びを見つける。
他の受験生より有利になるのは、睡眠時間を削ったときではなく、増やしたとき。

受験時代に経験しておきたい30の気づき

  1. 受験勉強を通して、ボキャブラリーをたっぷり増やす。
  2. 髪型の意外な大切さに、気づく。
  3. 「徹夜型の勉強」の限界に、ようやく気づく。
  4. 筋力には限界はあっても、脳力には限界がない。
  5. 成長曲線は、きれいな右肩を描くとは限らない。
  6. 勉強が大変だと思ったら、勘違い。
    勉強ほど、贅沢なことはない。
  7. 本に折り目をつけるのも、勉強の1つ。
  8. おしゃれの余裕のなさは、大逆転の前触れ。
  9. 受験勉強は、モグラ叩きゲームである。
  10. 協力者は、現れるものではなく、変わるもの。
  11. いくら得意科目とはいえ、完璧を求めつつ、完璧を目指さない。
  12. 勉強に才能は関係ない。
    やるか、やらないかの差。
  13. 参考書を買っただけで満足しない。
    買った後こそ重要。
  14. 最初から立派な参考書があるのではない。
    立派な参考書へと仕上げていくものなのだ。
  15. 目を背けたくなる部分こそ、直視しなければいけない部分。
  16. いらいらしてもいい。
    大切なのは、どこに向けて吐き出すか。
  17. 勉強道具を統一すると、勉強効率が向上する。
  18. 「わかる」と「覚える」は、意味が全然違うことに気づく。
  19. 勉強は「小→中→大」ではなく「大→中→小」で進める。
  20. 受験期は、自分らしい勉強法に気づく時期。
  21. どんなに間違っても、命まで取られるわけではない。
  22. 大好きな部活なら、勉強のために無理にやめる必要はない。
    むしろやめないほうがいい。
  23. 勉強以外のもう1つの課題。
    「いかにストレスを吐き出すか」
  24. 他の受験生より有利になるのは、睡眠時間を削ったときではなく、増やしたとき。
  25. 言い訳をする人は成長できない。
    言い訳をやめないかぎり、成績は絶対に向上しない。
  26. 勉強が苦手な人の部屋、3つの共通点。
  27. 勉強ができる人の部屋、3つの共通点。
  28. 10代は、みな革命家。
    理想は高く持て!
  29. 寝る直前に考えていたことは、夢に出てきやすくなる。
  30. どんなに他人の助けがあっても、最後に勉強するのは自分。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION