執筆者:水口貴博

受験時代に経験しておきたい30の気づき

10

協力者は、現れるものではなく、変わるもの。

協力者は、現れるものではなく、変わるもの。 | 受験時代に経験しておきたい30の気づき

高校3年のころ、受験勉強のため、いつも夜遅くまで学校に残っていました。

家で勉強するのもいいですが、学校にはほどよい緊張感があり、勉強に最適でした。

放課後から夜遅くまで、学校に残って勉強していました。

夜の9時くらいまで学校に残っていました。

今考えると、よくやったなあと思います。

なぜか勉強は夢中になると面白くて、集中すると時間はすぐ過ぎてしまいます。

気づけば、いつも夜になっていました。

それくらい毎日遅くまで勉強していますから、先生の間ではちょっと有名でした。

「水口君はいつも熱心だな」

「今日も遅くまで残るのかい?」

「どんな勉強しているの?」

いつのころからか、ときどき先生たちが顔をのぞきに来てくれるようになりました。

数学の先生や英語の先生などが励ましに来てくれました。

各担当の先生が現れるたびに、タイミングがいいので、わからなかった問題を聞きました。

普段より親身になって教えてくれ、助かったことを覚えています。

授業中より、はるかに優しく協力的です。

そのころから、先生たちの態度が急に変わりました。

協力的な態度に変わりました。

先生のほうから、何かわからないところがあったらいつでも言ってくれ、と言ってくれるほどでした。

いつもは学校が夜の9時に鍵をしめますが、私を気遣ってぎりぎりまで伸ばしてくれました。

普段より先生たちが協力してくれるようになり、優しく丁寧に教えてくれました。

先生たちの変わりように驚きました。

そのとき、わかりました。

協力者は、現れるものではありません。

すでにいる人が、そうなります。

「自分には協力者がいない」と嘆いている人は、まだ努力の程度が小さいからです。

一生懸命に努力をしていると、周りの人たちは感動します。

自然に協力や援助をしたくなるのです。

受験時代に経験しておきたい気づき(10)
  • 協力が得られるまで、一生懸命になる。
いくら得意科目とはいえ、完璧を求めつつ、完璧を目指さない。

受験時代に経験しておきたい30の気づき

  1. 受験勉強を通して、ボキャブラリーをたっぷり増やす。
  2. 髪型の意外な大切さに、気づく。
  3. 「徹夜型の勉強」の限界に、ようやく気づく。
  4. 筋力には限界はあっても、脳力には限界がない。
  5. 成長曲線は、きれいな右肩を描くとは限らない。
  6. 勉強が大変だと思ったら、勘違い。
    勉強ほど、贅沢なことはない。
  7. 本に折り目をつけるのも、勉強の1つ。
  8. おしゃれの余裕のなさは、大逆転の前触れ。
  9. 受験勉強は、モグラ叩きゲームである。
  10. 協力者は、現れるものではなく、変わるもの。
  11. いくら得意科目とはいえ、完璧を求めつつ、完璧を目指さない。
  12. 勉強に才能は関係ない。
    やるか、やらないかの差。
  13. 参考書を買っただけで満足しない。
    買った後こそ重要。
  14. 最初から立派な参考書があるのではない。
    立派な参考書へと仕上げていくものなのだ。
  15. 目を背けたくなる部分こそ、直視しなければいけない部分。
  16. いらいらしてもいい。
    大切なのは、どこに向けて吐き出すか。
  17. 勉強道具を統一すると、勉強効率が向上する。
  18. 「わかる」と「覚える」は、意味が全然違うことに気づく。
  19. 勉強は「小→中→大」ではなく「大→中→小」で進める。
  20. 受験期は、自分らしい勉強法に気づく時期。
  21. どんなに間違っても、命まで取られるわけではない。
  22. 大好きな部活なら、勉強のために無理にやめる必要はない。
    むしろやめないほうがいい。
  23. 勉強以外のもう1つの課題。
    「いかにストレスを吐き出すか」
  24. 他の受験生より有利になるのは、睡眠時間を削ったときではなく、増やしたとき。
  25. 言い訳をする人は成長できない。
    言い訳をやめないかぎり、成績は絶対に向上しない。
  26. 勉強が苦手な人の部屋、3つの共通点。
  27. 勉強ができる人の部屋、3つの共通点。
  28. 10代は、みな革命家。
    理想は高く持て!
  29. 寝る直前に考えていたことは、夢に出てきやすくなる。
  30. どんなに他人の助けがあっても、最後に勉強するのは自分。

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