執筆者:水口貴博

受験時代に経験しておきたい30の気づき

15

目を背けたくなる部分こそ、直視しなければいけない部分。

目を背けたくなる部分こそ、直視しなければいけない部分。 | 受験時代に経験しておきたい30の気づき

「テストで悪い点を取ってしまった。落ち込むなあ」

誰でも悪い点を取ったら、ショックを受けます。

普通の人はまず落ち込みます。

バツ印を見ると、自分を否定されているような気がします。

誰でもショックで、涙を流す人もいることでしょう。

点数の悪いテストなんて見たくはありません。

破ってごみ箱に捨てたくなります。

しかし、見たくないと思うテストの結果こそ、きちんとみましょう。

特に見るべき部分は、丸印より、バツ印です。

バツ印になったところは、問題の回答に間違った部分です。

つい目を背けたくなりますが、その部分こそ直視しないといけない部分です。

「嫌だ。見たくない」

そう思っているうちは、まだ本当の受験生ではありません。

勉強ができる受験生は、バツ印から目を背けるのではなく、直視します。

なぜバツになっているのかというと、知識や理解が不足しているからです。

自分の知識の抜けや、理解不足があることがようやくはっきりわかる瞬間です。

見かけこそ悪いバツ印ですが、実は一番おいしい部分です。

「試験を受けてよかったな」と思える部分です。

そのポイントをしっかり補完し復習すれば、テストを受けた意味があったということです。

より完璧に近づけるようになるのです。

受験時代に経験しておきたい気づき(15)
  • 目を背けたくなるバツ印こそ、直視する。
いらいらしてもいい。
大切なのは、どこに向けて吐き出すか。

受験時代に経験しておきたい30の気づき

  1. 受験勉強を通して、ボキャブラリーをたっぷり増やす。
  2. 髪型の意外な大切さに、気づく。
  3. 「徹夜型の勉強」の限界に、ようやく気づく。
  4. 筋力には限界はあっても、脳力には限界がない。
  5. 成長曲線は、きれいな右肩を描くとは限らない。
  6. 勉強が大変だと思ったら、勘違い。
    勉強ほど、贅沢なことはない。
  7. 本に折り目をつけるのも、勉強の1つ。
  8. おしゃれの余裕のなさは、大逆転の前触れ。
  9. 受験勉強は、モグラ叩きゲームである。
  10. 協力者は、現れるものではなく、変わるもの。
  11. いくら得意科目とはいえ、完璧を求めつつ、完璧を目指さない。
  12. 勉強に才能は関係ない。
    やるか、やらないかの差。
  13. 参考書を買っただけで満足しない。
    買った後こそ重要。
  14. 最初から立派な参考書があるのではない。
    立派な参考書へと仕上げていくものなのだ。
  15. 目を背けたくなる部分こそ、直視しなければいけない部分。
  16. いらいらしてもいい。
    大切なのは、どこに向けて吐き出すか。
  17. 勉強道具を統一すると、勉強効率が向上する。
  18. 「わかる」と「覚える」は、意味が全然違うことに気づく。
  19. 勉強は「小→中→大」ではなく「大→中→小」で進める。
  20. 受験期は、自分らしい勉強法に気づく時期。
  21. どんなに間違っても、命まで取られるわけではない。
  22. 大好きな部活なら、勉強のために無理にやめる必要はない。
    むしろやめないほうがいい。
  23. 勉強以外のもう1つの課題。
    「いかにストレスを吐き出すか」
  24. 他の受験生より有利になるのは、睡眠時間を削ったときではなく、増やしたとき。
  25. 言い訳をする人は成長できない。
    言い訳をやめないかぎり、成績は絶対に向上しない。
  26. 勉強が苦手な人の部屋、3つの共通点。
  27. 勉強ができる人の部屋、3つの共通点。
  28. 10代は、みな革命家。
    理想は高く持て!
  29. 寝る直前に考えていたことは、夢に出てきやすくなる。
  30. どんなに他人の助けがあっても、最後に勉強するのは自分。

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