社会で仕事をしていると、ささいなことが命に関わる場面が数多く登場します。
ぼうっとしていると、赤信号なのに横断歩道を渡ってしまい、車にひかれそうになります。
自動車でハンドル操作を誤れば、事故を起こしてしまい、人をはねてしまうばかりか、自分の命を落とすこともあります。
電車の運転手が操作を間違えれば、脱線事故を起こしてしまうでしょう。
医者が手術中に間違っては、患者の命を奪いかねません。
これはすべて事実です。
1つの間違いが、命に関わるのは大変恐ろしいことです。
それもほんのささいな間違いでも、アウトです。
それに比べれば、受験なんて大した話ではありません。
どんなに間違っても、命まで取られるわけではない。
0点を100回とっても、別に死ぬわけではありません。
難しく考える必要はない。
にもかかわらず、受験にびくびくする人がいます。
「間違うのが怖い」
「悪い点を取るのが怖い」
「勉強は難しいなあ」
かわいい悩みです。
間違いを恐れず、全力でぶつかってください。
間違ったところは反省して、次から正解するようになればいい。
それだけのことです。
大げさに考えすぎです。
命に関係しませんから、そもそも間違いを恐れる必要もないのです。