執筆者:水口貴博

物忘れを防止する30の方法

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異なる科目を勉強すれば、気分転換になる。

異なる科目を勉強すれば、気分転換になる。 | 物忘れを防止する30の方法

勉強には、気分転換が大切です。

勉強のために机にかじりついていると、頭がもんもんとし始めて、能率が下がります。

1日中勉強しようと意気込んでも、なかなかうまくいくものではありません。

人の集中力の限界は、成人の場合「1回90分」といわれています。

大学の授業が90分である理由も、集中力の限界に由来しています。

もちろん個人差はあるでしょう。

自分の勉強が行き詰まり始めたら、気分転換をするというのが定石です。

気分転換と言えば、まず思い浮かぶのは、やはり「休憩」ですね。

トイレに行ったり、目を閉じて休んだり、窓の外を眺めたりします。

さて、この気分転換ですが、休憩の後、さらに工夫をすれば、より効果的な気分転換になる方法があります。

「勉強科目を変える」という方法です。

たとえば、ずっと政治経済の勉強をして集中力が切れたら、今度は歴史の勉強に切り替えます。

歴史の勉強を90分続ければ、次に英語の勉強を始めます。

科目が変わるだけで新鮮さが戻れば、心機一転の効果を生み出し、再び集中できるようになります。

実は、この賢い気分転換は、すでに学校に導入されています。

大学の授業は基本的に、90分です。

90分後に休憩を挟み、次は別の科目の勉強をします。

そうすることで、心機一転の効果を生み出し、集中力持続の効果を生み出しています。

学校の勉強のみならず、家庭内での勉強でも「90分を1単位」として休憩を挟んだのち、違う科目を勉強するといいでしょう。

このリズムは、最も効率のよいリズムといわれています。

物忘れを防止する方法(14)
  • 90分間の勉強後、休憩を挟み、異なる科目を勉強する。
場所を変えるだけで、集中力が戻ってくる。

物忘れを防止する30の方法

  1. 頭のよさは、生まれつきではない。
  2. グループとしてまとめると、覚えやすくなる。
  3. 関連づけると、覚えやすくなる。
  4. 人は、7桁以上の数字が苦手。
  5. 読めないと覚えられない。
    読めるから覚えやすくなる。
  6. 語呂合わせで覚える。
  7. 歌で覚えると、忘れない。
  8. 覚える前に、好きになることから始める。
  9. いきなり分厚い本を手にしない。
    薄い本から手をつける。
  10. 言葉の由来を知ると、覚えやすくなる。
  11. 理解をすると覚えやすくなる。
    暗記より理解を優先させる。
  12. 物覚えがいい人は、目的を意識する。
  13. メモ用紙に書いてしまえば、頭で覚える必要はない。
  14. 異なる科目を勉強すれば、気分転換になる。
  15. 場所を変えるだけで、集中力が戻ってくる。
  16. コーヒーを飲めば、脳の働きが活発になる。
  17. 昔話が多いのは、インプットが足りない証拠。
  18. あくびをして問題があるのは、生徒ではなく、先生である。
  19. あくびをすると、頭の回転がよくなる。
  20. わかったふりをしない。
  21. 強いストレスは、脳に悪影響を与える。
  22. 人に説明をすればするほど、頭がよくなる。
  23. 目をつぶると、記憶に残りやすく、思い出しやすくなる。
  24. 書くと、覚えやすくなる。
  25. 第一印象と名前をイメージにして、結びつける。
  26. 教科書の「章」を上手に活用する。
  27. わからないところは、読み飛ばしていい。
  28. 知識が豊富になっている将来の自分を想像する。
  29. 2つ持っていれば、持ち帰り忘れることはない。
  30. 恥ずかしい経験がないと、人間は本当に成長できない。

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