執筆者:水口貴博

物忘れを防止する30の方法

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教科書の「章」を上手に活用する。

教科書の「章」を上手に活用する。 | 物忘れを防止する30の方法

覚える範囲が広いとき、あなたならどうしますか。

もともと覚える範囲が狭ければいいですが、そうも限らない場合があります。

たとえば大学受験です。

受験勉強で、世界史があったとすれば、その試験範囲は広大です。

高校の歴史の教科書と言えば、400ページ以上もあって普通です。

さらに必要な資料や参考書も含めると、その量はとても広大になります。

広い範囲が対象になり、全部を一度読み切るだけでも苦労します。

ましてや教科書全体を暗記しようなど、神業とも思えてしまうでしょう。

さて、こんなとき、物覚えが上手な人はどうするのでしょうか。

達人は「小さく区切って」、勉強を始めます。

その教科書を一気に終わらせるのではなく、まず小さく区切って勉強を進めていけばいい。

その区切りの最もよい基準は「章」です。

教科書の目次を見れば「第1章、第2章、第3章」のように、章ごとに区切られているはずです。

その小さな範囲で区切って、勉強をすればいい。

第1章という小さな範囲を勉強して、ある程度自信がつけば、次に第2章へ移ります。

第2章という小さな範囲を勉強し終われば、次に第3章へ移るという段取りで進めればいい。

うまい具合に「章」という区切りは、内容のよい区切りでもあります。

章を基準とすることで、勉強の内容も上手に区切ることができ、頭にも入りやすくなるのです。

物忘れを防止する方法(26)
  • 教科書の「章」で小さく区切って、勉強する。
わからないところは、読み飛ばしていい。

物忘れを防止する30の方法

  1. 頭のよさは、生まれつきではない。
  2. グループとしてまとめると、覚えやすくなる。
  3. 関連づけると、覚えやすくなる。
  4. 人は、7桁以上の数字が苦手。
  5. 読めないと覚えられない。
    読めるから覚えやすくなる。
  6. 語呂合わせで覚える。
  7. 歌で覚えると、忘れない。
  8. 覚える前に、好きになることから始める。
  9. いきなり分厚い本を手にしない。
    薄い本から手をつける。
  10. 言葉の由来を知ると、覚えやすくなる。
  11. 理解をすると覚えやすくなる。
    暗記より理解を優先させる。
  12. 物覚えがいい人は、目的を意識する。
  13. メモ用紙に書いてしまえば、頭で覚える必要はない。
  14. 異なる科目を勉強すれば、気分転換になる。
  15. 場所を変えるだけで、集中力が戻ってくる。
  16. コーヒーを飲めば、脳の働きが活発になる。
  17. 昔話が多いのは、インプットが足りない証拠。
  18. あくびをして問題があるのは、生徒ではなく、先生である。
  19. あくびをすると、頭の回転がよくなる。
  20. わかったふりをしない。
  21. 強いストレスは、脳に悪影響を与える。
  22. 人に説明をすればするほど、頭がよくなる。
  23. 目をつぶると、記憶に残りやすく、思い出しやすくなる。
  24. 書くと、覚えやすくなる。
  25. 第一印象と名前をイメージにして、結びつける。
  26. 教科書の「章」を上手に活用する。
  27. わからないところは、読み飛ばしていい。
  28. 知識が豊富になっている将来の自分を想像する。
  29. 2つ持っていれば、持ち帰り忘れることはない。
  30. 恥ずかしい経験がないと、人間は本当に成長できない。

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