執筆者:水口貴博

物忘れを防止する30の方法

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コーヒーを飲めば、脳の働きが活発になる。

コーヒーを飲めば、脳の働きが活発になる。 | 物忘れを防止する30の方法

仕事のできる人を見ると、コーヒーを飲んでいる人をよく見かけます。

もちろん必ずしもその限りではありませんが、その傾向は強いようです。

事実、コーヒーには頭をすっきりさせるカフェインが含まれています。

カフェインには、脳を興奮させる作用があり、だらだらした脳がしゃきっとします。

また、コーヒーの香ばしい香りは、快感神経と呼ばれる「A10神経」を刺激する作用があります。

「A10神経」を刺激すると、神経伝達物質もたくさん分泌され、脳の働きが活発になります。

そんなコーヒーですが、一方で副作用があることも忘れてはなりません。

カフェインには覚醒作用があるため、寝る前に飲んでしまうと、寝つきが悪くなります。

私が学生時代、コーヒーの飲みすぎで、カフェイン中毒になっている友人がいました。

コーヒーを飲まないと、手がぶるぶる震え始めて、逆に勉強に集中できない様子でした。

たしかに濃いコーヒーを何杯か飲んでいると、初めはすっきりしますが、だんだん落ち着かなくなります。

刺激が強すぎて、頭がえすぎて、逆効果になってしまいます。

コーヒーは、お酒と似ている部分を持つようです。

適度さを守れば、まさに「百薬の長」となりますが、過度になると「万病の元」です。

お酒のように適量を守っていれば、適度な効果を期待できます。

私もコーヒー好きの人間として、こうしたコーヒーの長所と短所の両方を認識しています。

そんな私が工夫している、コーヒーの飲み方があるので、ぜひ紹介させてください。

コーヒーにお湯を加え、薄めにするという工夫です。

たとえば、コーヒーショップで注文するときには、いつも「アメリカン」で注文しています。

アメリカンとは、豆の煎り方を浅くし、お湯を加えて、薄くしたコーヒーのことです。

水のようなコーヒーと思えば、イメージが湧きやすいのではないでしょうか。

私が初めて飲んだときの印象は「コーヒーにお湯を加えた」というより「お湯にコーヒーを加えた」という印象でした。

そのくらい薄い味に驚くことでしょう。

しかし、コーヒーとしての成分はきちんと含まれているので、頭はしゃきっとします。

通常のコーヒーより水分が多いので、コーヒーの飲みすぎで起こるいらいらも軽くなります。

もし、通常のコーヒーしかなければ、店員にお水をもらって、自分で加えます。

まさに「自家製アメリカン」です。

コーヒーを愛飲している人ほど、アメリカンはお勧めなのです。

物忘れを防止する方法(16)
  • コーヒーは、アメリカンを注文する。
昔話が多いのは、インプットが足りない証拠。

物忘れを防止する30の方法

  1. 頭のよさは、生まれつきではない。
  2. グループとしてまとめると、覚えやすくなる。
  3. 関連づけると、覚えやすくなる。
  4. 人は、7桁以上の数字が苦手。
  5. 読めないと覚えられない。
    読めるから覚えやすくなる。
  6. 語呂合わせで覚える。
  7. 歌で覚えると、忘れない。
  8. 覚える前に、好きになることから始める。
  9. いきなり分厚い本を手にしない。
    薄い本から手をつける。
  10. 言葉の由来を知ると、覚えやすくなる。
  11. 理解をすると覚えやすくなる。
    暗記より理解を優先させる。
  12. 物覚えがいい人は、目的を意識する。
  13. メモ用紙に書いてしまえば、頭で覚える必要はない。
  14. 異なる科目を勉強すれば、気分転換になる。
  15. 場所を変えるだけで、集中力が戻ってくる。
  16. コーヒーを飲めば、脳の働きが活発になる。
  17. 昔話が多いのは、インプットが足りない証拠。
  18. あくびをして問題があるのは、生徒ではなく、先生である。
  19. あくびをすると、頭の回転がよくなる。
  20. わかったふりをしない。
  21. 強いストレスは、脳に悪影響を与える。
  22. 人に説明をすればするほど、頭がよくなる。
  23. 目をつぶると、記憶に残りやすく、思い出しやすくなる。
  24. 書くと、覚えやすくなる。
  25. 第一印象と名前をイメージにして、結びつける。
  26. 教科書の「章」を上手に活用する。
  27. わからないところは、読み飛ばしていい。
  28. 知識が豊富になっている将来の自分を想像する。
  29. 2つ持っていれば、持ち帰り忘れることはない。
  30. 恥ずかしい経験がないと、人間は本当に成長できない。

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