執筆者:水口貴博

物忘れを防止する30の方法

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覚える前に、好きになることから始める。

覚える前に、好きになることから始める。 | 物忘れを防止する30の方法

まず、次の法則を確認しましょう。

  • 好きなことは、容易に覚えられる
  • 嫌いなことは、なかなか覚えられない

学生時代、好きな人のことは積極的に知りたいと思いました。

「好きな人は、どんな音楽が好きなんだろう」

「好きな人の誕生日は、いつなのだろう」

「好きな人は、どんな本を読んでいるのだろう」

好きな人には、もっと近づきたいと思いました。

そういうことに限っては、驚異的な記憶力を発揮します。

好きなことは、自分から進んで知りたいと思います。

好きな人のことは、何でもすぐ覚えられます。

逆に嫌いな人のことは、なかなか覚えられません。

そもそも覚えようという気持ちがありませんし、知りたくも覚えたくもない気持ちさえあります。

「嫌い」という気持ちがあると「反発する力」があります。

逆に「好き」という気持ちは「引き寄せる力」があります。

物覚えが上手な人にも、好き嫌いがあります。

しかし、勉強では、嫌いな科目を勉強しなければならないときがあります。

そういうときには、まず嫌いな科目の「いいところ」だけに目を向けて、好きになろうと努力します。

事実、いいところだけに目を向ければ、どんな勉強も楽しいところや面白いところは1つや2つ、あるものです。

どんな人、どんな勉強、どんなものにも、長所は必ずあります。

好き嫌いは、個人の好みで、どちらを強調して見ているかにすぎません。

短所は見ないようにして、長所だけを見るようにしましょう。

短所は無視して、長所を強調すればいい。

好きにさえなれば、後は自然に勉強がはかどるようになります。

自分から積極的に勉強しようとする「引き寄せる力」が働くからです。

覚える前に、まず対象を、徹底的に好きになることから始めることです。

嫌いなことも、とにかく長所だけに目を向けて、好きになってしまいましょう。

物忘れを防止する方法(8)
  • 嫌いなことを好きになる努力から始める。
いきなり分厚い本を手にしない。
薄い本から手をつける。

物忘れを防止する30の方法

  1. 頭のよさは、生まれつきではない。
  2. グループとしてまとめると、覚えやすくなる。
  3. 関連づけると、覚えやすくなる。
  4. 人は、7桁以上の数字が苦手。
  5. 読めないと覚えられない。
    読めるから覚えやすくなる。
  6. 語呂合わせで覚える。
  7. 歌で覚えると、忘れない。
  8. 覚える前に、好きになることから始める。
  9. いきなり分厚い本を手にしない。
    薄い本から手をつける。
  10. 言葉の由来を知ると、覚えやすくなる。
  11. 理解をすると覚えやすくなる。
    暗記より理解を優先させる。
  12. 物覚えがいい人は、目的を意識する。
  13. メモ用紙に書いてしまえば、頭で覚える必要はない。
  14. 異なる科目を勉強すれば、気分転換になる。
  15. 場所を変えるだけで、集中力が戻ってくる。
  16. コーヒーを飲めば、脳の働きが活発になる。
  17. 昔話が多いのは、インプットが足りない証拠。
  18. あくびをして問題があるのは、生徒ではなく、先生である。
  19. あくびをすると、頭の回転がよくなる。
  20. わかったふりをしない。
  21. 強いストレスは、脳に悪影響を与える。
  22. 人に説明をすればするほど、頭がよくなる。
  23. 目をつぶると、記憶に残りやすく、思い出しやすくなる。
  24. 書くと、覚えやすくなる。
  25. 第一印象と名前をイメージにして、結びつける。
  26. 教科書の「章」を上手に活用する。
  27. わからないところは、読み飛ばしていい。
  28. 知識が豊富になっている将来の自分を想像する。
  29. 2つ持っていれば、持ち帰り忘れることはない。
  30. 恥ずかしい経験がないと、人間は本当に成長できない。

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