執筆者:水口貴博

物忘れを防止する30の方法

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強いストレスは、脳に悪影響を与える。

強いストレスは、脳に悪影響を与える。 | 物忘れを防止する30の方法

ストレスが多いと、物覚えが悪くなり、度忘れをしやすくなります。

ぼけてしまったような感覚です。

「覚えよう、思い出そう」という脳の働きを、邪魔してしまうからです。

覚えたり、思い出したりするためには、脳はその作業に集中する必要があります。

強いストレスがあると、気が散ったり、余分なところでエネルギーを使ったりしてしまうので、うまくいかなくなります。

私が高校時代、国語のテストを受けていたとき、実際にあった話です。

それは、漢字の読み書きのテストでした。

テスト中、生徒がきちんと問題を解いているかを見るために、先生が教室をぐるぐると歩き回っていました。

先生は40代後半の髪の薄い男性でしたが、怖くて厳しい先生でした。

あるとき、私の席の真後ろで、立ち止まりました。

私がテストで問題を解いているところを、確認したいようです。

シーンとした教室の中、私が問題を解いているところを、微動だにせず見つめていました。

そのときです。

私はその緊張のため、頭が真っ白になり、何も書けなくなってしまったことがあります。

「後ろから先生にじっと見られている」という緊張のため、頭が真っ白になってしまいました。

難しい問題ではありませんが、ぼけてしまったかのような錯覚です。

こうした経験からも、強いストレスは脳に悪影響を及ぼすことがわかります。

ストレスがないのも問題ですが、ストレスが強すぎるのも問題です。

物忘れをなくし、物覚えをよくするためには、極度のストレスは大敵なのです。

物忘れを防止する方法(21)
  • 強すぎるストレスは、避ける。
人に説明をすればするほど、頭がよくなる。

物忘れを防止する30の方法

  1. 頭のよさは、生まれつきではない。
  2. グループとしてまとめると、覚えやすくなる。
  3. 関連づけると、覚えやすくなる。
  4. 人は、7桁以上の数字が苦手。
  5. 読めないと覚えられない。
    読めるから覚えやすくなる。
  6. 語呂合わせで覚える。
  7. 歌で覚えると、忘れない。
  8. 覚える前に、好きになることから始める。
  9. いきなり分厚い本を手にしない。
    薄い本から手をつける。
  10. 言葉の由来を知ると、覚えやすくなる。
  11. 理解をすると覚えやすくなる。
    暗記より理解を優先させる。
  12. 物覚えがいい人は、目的を意識する。
  13. メモ用紙に書いてしまえば、頭で覚える必要はない。
  14. 異なる科目を勉強すれば、気分転換になる。
  15. 場所を変えるだけで、集中力が戻ってくる。
  16. コーヒーを飲めば、脳の働きが活発になる。
  17. 昔話が多いのは、インプットが足りない証拠。
  18. あくびをして問題があるのは、生徒ではなく、先生である。
  19. あくびをすると、頭の回転がよくなる。
  20. わかったふりをしない。
  21. 強いストレスは、脳に悪影響を与える。
  22. 人に説明をすればするほど、頭がよくなる。
  23. 目をつぶると、記憶に残りやすく、思い出しやすくなる。
  24. 書くと、覚えやすくなる。
  25. 第一印象と名前をイメージにして、結びつける。
  26. 教科書の「章」を上手に活用する。
  27. わからないところは、読み飛ばしていい。
  28. 知識が豊富になっている将来の自分を想像する。
  29. 2つ持っていれば、持ち帰り忘れることはない。
  30. 恥ずかしい経験がないと、人間は本当に成長できない。

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