前項で「グループ化」のテクニックをご紹介しました。
「人」「乗り物」「歴史的出来事」「場所」というカテゴリーでグループ分けすることで、覚えやすくなる方法です。
では、続いて、もう1つ「関連性で覚える」というテクニックです。
今回は、グループはグループでも「共通項でグループ」ではなく、今回は「関連性でグループ」で分けてみましょう。
リンカーン・新幹線・ジェットコースター・奴隷解放宣言・遊園地・東京オリンピック・エジソン・研究所
単語が不規則に並んでいるように思えますが、実はよく見てみると、関連性があります。
関連性で考えると、次のように整えることができます。
よく見ると、どの2組もつながりがありますね。
リンカーンは、奴隷解放宣言をした大統領として有名です。
エジソンは、発明王として研究所で働いているイメージがあります。
東京オリンピックの開催を機に、新幹線ができました。
遊園地の代表的な乗り物の1つといえば、ジェットコースターですね。
「なるほど」と思った瞬間、脳はすでに記憶ができています。
このように関連づけて覚えると、記憶しやすくなります。
なにより、関連づけるというのは面白い作業です。
別にほかの人に紹介するわけではありませんから、自分なりのこじつけでもかまいません。
覚えることが苦ではなくなり、むしろ楽しく思えてきます。
物覚えがいい人は、このように楽しく楽に覚えるのが上手なのです。