執筆者:水口貴博

物忘れを防止する30の方法

10

言葉の由来を知ると、覚えやすくなる。

言葉の由来を知ると、覚えやすくなる。 | 物忘れを防止する30の方法

「メリケン」という言葉を聞いたことがありますか。

「メリケン」とは「アメリカ人」という意味です。

私は昔、何の工夫もなく「メリケン=アメリカ人」とばか正直に覚えていました。

何の工夫もしなかったため、時間が過ぎると「何の意味だったかな」と忘れます。

しかし、ある日「メリケン」の言葉の由来を知ります。

実は、メリケンという言葉の正体は「アメリカン(American)」です。

「アメリカン」をネーティブのように発音したときに、アクセントが「me」にあるため、日本人には「メリケン」と聞こえます。

日本人は「アメリカン(American)」が「メリケン」と聞こえたため、メリケンと呼ぶようになったとのことです。

私はこの由来を聞いて「なるほど」と納得し、笑ってしまいました。

面白くて楽しい由来に「なるほど」と思えます。

難しい言葉と思っていたメリケンは、実は単純な「言葉のなまり」だったとわかったからです。

この由来を知ってからというもの、以後、メリケンの意味を忘れることはなくなりました。

強烈に印象に残り、意味が伴って記憶されたのです。

何かを覚えるときには、まずは「言葉の由来」を知ることがポイントです。

たいてい言葉には、何かの由来があって、そうなっているはずです。

難しいと思える言葉も、ひも解いて歴史を探ってみれば、勉強にもなり、記憶しやすくもなるのです。

物忘れを防止する方法(10)
  • 言葉の由来を調べる。
理解をすると覚えやすくなる。
暗記より理解を優先させる。

物忘れを防止する30の方法

  1. 頭のよさは、生まれつきではない。
  2. グループとしてまとめると、覚えやすくなる。
  3. 関連づけると、覚えやすくなる。
  4. 人は、7桁以上の数字が苦手。
  5. 読めないと覚えられない。
    読めるから覚えやすくなる。
  6. 語呂合わせで覚える。
  7. 歌で覚えると、忘れない。
  8. 覚える前に、好きになることから始める。
  9. いきなり分厚い本を手にしない。
    薄い本から手をつける。
  10. 言葉の由来を知ると、覚えやすくなる。
  11. 理解をすると覚えやすくなる。
    暗記より理解を優先させる。
  12. 物覚えがいい人は、目的を意識する。
  13. メモ用紙に書いてしまえば、頭で覚える必要はない。
  14. 異なる科目を勉強すれば、気分転換になる。
  15. 場所を変えるだけで、集中力が戻ってくる。
  16. コーヒーを飲めば、脳の働きが活発になる。
  17. 昔話が多いのは、インプットが足りない証拠。
  18. あくびをして問題があるのは、生徒ではなく、先生である。
  19. あくびをすると、頭の回転がよくなる。
  20. わかったふりをしない。
  21. 強いストレスは、脳に悪影響を与える。
  22. 人に説明をすればするほど、頭がよくなる。
  23. 目をつぶると、記憶に残りやすく、思い出しやすくなる。
  24. 書くと、覚えやすくなる。
  25. 第一印象と名前をイメージにして、結びつける。
  26. 教科書の「章」を上手に活用する。
  27. わからないところは、読み飛ばしていい。
  28. 知識が豊富になっている将来の自分を想像する。
  29. 2つ持っていれば、持ち帰り忘れることはない。
  30. 恥ずかしい経験がないと、人間は本当に成長できない。

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