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気楽に人生を生きる
30の方法

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学んでから挑戦するのではない。
いきなり挑戦をして、
失敗から学ぶ。

学んでから挑戦するのではない。いきなり挑戦をして、失敗から学ぶ。 | 気楽に人生を生きる30の方法

私はアメリカに留学したとき、英語の伸びが速い人と遅い人がいました。

正直に言うと、私は英語の伸びが遅い側の人間でした。

たくさん勉強をしても、英会話ができないタイプの人間です。

留学中、私の友達に「エリ」という女の子がいました。

私の人生に衝撃を与えた人の1人です。

何に衝撃を与えたのかというと、彼女の英会話力です。

当時、私は20歳、エリは21歳でした。

私より1つ年上の子でしたが、エリには「勉強なんて大嫌い」という口癖がありました。

勉強嫌いと言うだけあって「この単語は何? これはどう読むの?」と、よく私に聞いてきました。

そこで私が「こう読むんだよ。こういう意味だよ」と教えていました。

すると「へえ。貴博君は英単語をよく知っているね」と褒められていたくらいです。

 

しかし、英会話になると、立場はまったく逆転します。

私は何も話せず、エリはぺらぺらと話し始めるのです。

私が言いたいことを、エリが通訳していたくらいです。

ある日、エリの家に遊びに行ったときのことです。

エリには、黒人の彼氏がいました。

私は言いたいことがうまく表現できなくて、もぞもぞしていました。

するとエリが、私と黒人の間に立って、通訳してくれていました。

エリが英語でなんて言ったのか分からないくらい、一瞬で英語をぺらぺらと話します。

私は自分の言いたいことが口にできません。

黒人の話が聞き取れないだけでなく、エリが話す英会話まで聞き取れない状況でした。

この状況に、私はショックを受け、落ち込みました。

「なぜこんなに勉強しているのに、英語がうまく話せないのか」

「なぜ勉強していない彼女が、こんなに流暢なのか」

「自分には、そもそも才能がないのではないか」

かなり悩みました。

本当に彼女の英語力は、すさまじいものがありました。

一生懸命に勉強している私より、全然勉強をしていない彼女のほうが英会話がうまい。

もともと彼女は英語に体当たりでした。

英語は知らないけれど黒人が大好きで、彼氏を作りたいから、行き当たりばったりで英語で話しかけていました。

エリは自分の英会話を、すべて彼氏から教わったといいます。

「ここはこういえばいい。こういうふうに表現すればいい」

彼氏ということもあり、親身に、丁寧に教えてくれます。

エリはだんだん英語を身につけていったのです。

エリは、大変な黒人好きで、彼女が付き合った男性は、すべて黒人とのことです。

以前に付き合っていた黒人の彼氏は、警察に捕まり、エリも証人として裁判に出たことがありました。

もちろんアメリカの法廷ですから、すべて英語です。

実は、エリの英会話力に偏りがあり、法律関係、裁判関係の英単語をよく知っていました。

法廷で彼氏が問答されているのを、エリが聞き答えしていた経験があり、法律関係の単語に詳しかったのです。

経験したことは、やはり身につくのが早いです。

なかなか忘れません。

そんな、英語の伸びが速い人と遅い人の違いを見ていると、私とエリに限りませんでした。

だいたいパターンは同じです。

英語の伸びが遅い人は、しっかり勉強をしてから英会話に挑戦しようとしています。

今思えば、気の長い話です。

笑い話になります。

経験者でさえ失敗するというのに、英会話を経験する前に勉強をして、ぺらぺらになろうとするのは、とんでもない話です。

私は失敗を恐れ、完璧に勉強をしてから英会話に挑戦しようとしていました。

だからいつまで経っても、英語が話せませんでした。

挑戦する前から完璧にしようというのは、伸びが遅くなる方法です。

英語の伸びが速い人は、少し準備ができれば、いきなり外国人に話しかけます。

もちろん英語の勉強が不足している状態ですから、失敗します。

失敗をしても、笑ってごまかすくらいでいい。

たいていの場合、外国人が「ここが違うよ。こういうふうに言えばいいよ」と教えてくれます。

生きた英語をその場で学べます。

恥ずかしい経験をしたからこそ、吸収が速くなります。

勉強だけでは身につくのが遅いですが、体験すれば吸収は速くなります。

エリと私の違いを見てから、私は自分の勉強法を根本的にやり直しました。

私の人生に衝撃を与えたのです。

できるだけ英語の文法も気にせず、外国人に話しかけるようになりました。

話し相手がいないときには、徹底的に音読をして声に出します。

ようやく英語が少しずつ話せるようになったのです。

まとめ

気楽に人生を生きる方法 その5
  • 失敗を前提に、いきなり飛び込んでいく。
1つを褒めれば、多くの人たちを褒めることになる。

もくじ
気楽に人生を生きる30の方法
学んでから挑戦するのではない。いきなり挑戦をして、失敗から学ぶ。 | 気楽に人生を生きる30の方法

  1. 間違っても大丈夫。
  2. 失敗したときは「いい経験ができたなあ」と声に出そう。
  3. 「一緒」という幸せがある。
    「1人」という幸せもある。
  4. 自分の言葉を一番聞いているのは、自分。
  5. 学んでから挑戦するのではない。
    いきなり挑戦をして、失敗から学ぶ。
  6. 1つを褒めれば、多くの人たちを褒めることになる。
  7. 「まあいいか」と肯定すれば、肩の荷が下りる。
  8. 朝食をしっかり食べるから、生活がうまくいく。
  9. おしっこをしたくなったら、すぐトイレに行こう。
  10. あくび、くしゃみ、おならは、健康的な習慣だ。
  11. かっこ悪いことをしたほうが、かっこいい。
  12. 締め切りをなくすと、気楽になれる。
  13. 気楽に生きる人は、素直に甘えるのが上手。
  14. 人生、何とかなるもの。
  15. 気楽に生きるとは、だらだらした生活のことではない。
  16. 先に予定を立ててしまう。
    予定があるから、行動できる。
  17. 午後からの仕事に集中できないのは、昼寝をしていないから。
  18. 敵をつくらず、味方を増やす生き方をしよう。
  19. 「ダメでもともと」と考えれば、気楽になれる。
  20. 大切にしているものがダメになったら、もっと素晴らしいものを見つければいい。
  21. 哲学のある人は、1人の時間が多い。
    1人になるから哲学ができる。
  22. 酸性とアルカリ性が混ざり合うと、中性になる。
  23. みんなと違っていても、大丈夫。
  24. 戦争が起こる理由はばらばらだからではない。
    1つに統一させようとしているから。
  25. 正直が、気楽に生きるコツ。
  26. 失敗しても、笑ってごまかせばいい。
  27. つまらない仕事を、知恵と工夫で面白く変えよう。
  28. 気楽になるコツは、捨てること。
  29. 捨てるという行為が、心の新陳代謝になる。
  30. 「おかげさまで」と感謝すれば、人間関係は必ずよくなる。

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