体を使う習い事では、汗をかきます。
たとえば、運動やスポーツです。
体を動かせば動かすほど体温が上がり、自然と汗が出てきます。
習い事が終わったときは、全身が汗でびっしょりになっていることもよくありますね。
では、勉強のような座学の習い事は、汗をかかないのでしょうか。
いいえ、そうではありません。
やはり汗をかきます。
体に汗はかかなくても、頭をフル稼働させることで、脳に汗をかくのです。
勉強は、すればするほど、しっかり頭を使います。
体を動かせば体が熱くなるように、頭を使えば頭が熱くなります。
考えたり、理解したり、覚えたりと、頭をフル稼働させれば、脳に汗をかくことになるのです。
体を動かさないからといって、汗をかかないわけではありません。
どんな習い事でも、一生懸命取り組めば、必ず汗をかきます。
体の汗か、脳の汗か。
汗の種類が違うだけで、どちらも努力の輝きであり、美しいのです。
一生懸命取り組んで、気持ちのいい汗をかきましょう。
汗の量は、一生懸命取り組んだ結果なのです。