旅行は、立派な自己投資になります。
お金をかけた分だけ、視野が広がり、見識も深まります。
もちろんどんな旅行でも自己投資になりますが、より効果を高めたいなら、ちょっとした工夫があります。
それは「団体旅行より個人旅行を選ぶこと」です。
団体旅行では、旅行会社がすべて手配してくれます。
旅行計画、ホテルや航空券の予約、娯楽施設のチケット取得、面倒な手続きはすべてお任せです。
現地の移動も、手配されたバスに乗るだけで済みます。
楽ができるのはありがたいのですが、その分、学びや鍛えられる機会は減ってしまうのです。
団体旅行では、団体行動が求められます。
急な予定変更は難しく、スケジュールに沿って動かなければいけません。
「もう少し見ていたい」「ちょっと寄り道したいな」と思うところがあっても、集合時間は厳守です。
楽である一方、行動の制限も多いのです。
一方、個人旅行は、すべての手配を自分で行います。
旅行計画から始まり、ホテルや航空券の予約、各種チケット取得、現地の交通手段の確認などなど。
何から何まで自分が決め、細かく調べる必要があります。
美術館・博物館・娯楽施設に行くなら、営業時間と休館日のチェックも欠かせません。
手間も時間もかかり、骨の折れる作業です。
だからこそ学びも多く、計画力や情報収集力が鍛えられるのです。
また個人旅行は、高い自由度が魅力です。
自分一人なので、誰かに合わせる必要がありません。
集合時間に縛られることもなく、現地では自分のペースで動けます。
もちろん急な予定変更もOKです。
「もっと見たいな」「ちょっと寄り道したいな」と思うところがあれば、すぐ行動に移せるのです。
個人旅行はすべてが自己責任で大変なことも多いですが、それだけ気づきや発見も多くなるので、良い自己投資となります。
旅の充実が格段に上がることも大きな魅力です。
個人旅行は、まさに「自分で作る旅」。
自己投資として考えるなら、団体旅行より個人旅行のほうが、断然価値があるのです。