公開日:2025年11月1日
執筆者:水口貴博

習い事のやる気とモチベーションを上げる30の言葉

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今のやり方に固執していると、成長の妨げになる。

今のやり方に固執していると、成長の妨げになる。 | 習い事のやる気とモチベーションを上げる30の言葉

「なかなか成長できない」

「なかなかレベルアップできない」

その原因は、今のやり方に固執しているせいかもしれません。

壁を乗り越えるには、いったん今のやり方を手放し、新しい方法に挑戦することが必要になるケースがあります。

たとえば、フォームをがらりと変えてみたり、これまでとはまったく異なる新しい手法に挑戦してみたりです。

少しだけ変えるならともかく、大幅な変更を加えるものだったり、まったくゼロから始めるようなチャレンジだったりするのです。

そんなとき「今さら変えたくない。今までこのやり方でうまくいっていたんだ」と拒む人もいます。

たしかに慣れた方法を手放すのは強い抵抗を感じるものです。

過去に成果を挙げた経験があると「今後もうまくいくはずだ」「うまくいかないのは努力が足りないせいだ」と考えがちです。

しかし、今のやり方に固執していては成長が見込めません。

その姿勢は、壁を乗り越える妨げとなります。

過去の成功体験は、あくまで過去の話です。

壁を乗り越え、次のステップに進むためには、新しい自分に生まれ変わる覚悟で、思い切った挑戦が必要になるケースがあります。

たとえば、プロ野球のバッター選手が、伸び悩んでいる打率を改善するため、新しいフォームに挑戦することがあります。

最初は従来のフォームと大きく異なっているので、強い違和感を覚え、結果もなかなか出ません。

「かえって悪くなっているんではないか? 以前のフォームのほうが良かったのではないか?」と感じる時期が続きます。

しかし、新しいフォームが体になじんでくると、徐々に結果が出始めます。

やがて以前より高い打率を記録できるようになるのです。

かのイチロー選手も、プロ入り後、バッティングフォームを何度も変えています。

彼は、2004年のメジャーリーグで年間最多安打記録を打ち立てました。

その功績の裏には、それまでのフォームを何度も微調整した挑戦があったのです。

まさに変化を恐れず、新しいフォームに柔軟に対応していた証拠といえるでしょう。

壁を乗り越えるためには、今のやり方を手放す勇気が求められます。

「今までうまくいっていたのだから」と今のやり方にしがみついていると、それが成長の足かせとなります。

やり方への執着が強いと、成長の限界を超えられません。

成長とは、変化を受け入れることです。

壁を乗り越え、より高みを目指すためには、現状にとどまらず、新しいやり方に挑戦しなければいけないときがあるのです。

習い事のやる気とモチベーションを上げる言葉(9)
  • 今のやり方に固執せず、新しいやり方に挑戦することを受け入れる。
自分磨きのやる気は、自分磨きをしながら出していく。

習い事のやる気とモチベーションを上げる30の言葉

  1. 小さな成長に目を向けることが、モチベーションアップのコツ。
  2. 肩の力を抜いて、習い事を楽しもう。
  3. 自分磨きとは、本来持っている自分の可能性を引き出すこと。
  4. 好きな趣味は、必ず役立つ。
  5. 元が取れるかどうかは、先生次第ではなく、自分次第。
  6. 先生が厳しくできないなら、自分が自分に厳しくなる。
  7. 自己投資のゴールと期間が決まったら、次にするべきこととは。
  8. 自分より上手な人を見て、落ち込まない。
    自分より下手な人を見て、見下さない。
  9. 今のやり方に固執していると、成長の妨げになる。
  10. 自分磨きのやる気は、自分磨きをしながら出していく。
  11. 機会がなければ、機会を作ることにお金をかける。
  12. 「上達はお金で買える」と思っているなら、大きな誤解だ。
  13. いつものルーティンのとき、だらだらしていませんか。
  14. 自己投資として考えるなら、団体旅行より個人旅行。
  15. 習い事のご褒美は、成長。
  16. 体を使う習い事は、体に汗をかこう。
    頭を使う習い事は、脳に汗をかこう。
  17. 習い事の前は「楽しみ」と考えよう。
    習い事の後は「楽しかった」と考えよう。
  18. 習い事が終わったら、今日の内容を振り返ってみよう。
  19. 習い事をしている人に、人生を悲観している人はいない。
  20. ラスト1分も、貴重な授業時間。
    最後まで気を抜かず、真剣に取り組む姿勢が大切。
  21. いらいらしながら、自分磨きをしない。
    わくわくしながら、自分磨きをする。
  22. 成長は、苦しいことの後にやってくる。
  23. 褒められるために頑張ることも、大切なモチベーション。
  24. 落ち込んだら、習い事を休むのではない。
    落ち込んだときこそ、普段どおり通う。
  25. 一度でも経験することに、意味がある。
    一度でも経験すれば、未来が開ける。
  26. スランプに陥ったときは「曇りのち晴れ」を信じる気持ちが大切。
  27. 成長が遅いことは、幸せである。
  28. すべての習い事は、自分磨き。
  29. 「ここが限界かな」と思ったとき、気づいてほしいこと。
  30. 続けるのは容易ではない。
    1年続けられたことは大きな成果だ。

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