習い事が終われば、家に帰ります。
「今日も頑張った!」「今日もたくさん勉強できたなあ!」という思いがあり、達成感がありますね。
もちろん気持ちのいい達成感に浸ることも大切ですが、習い事が終わったら、振り返りの時間を作ってみてください。
ほんの3分でもいいのです。
「今日もいつもと同じだった」と思う習い事でも、100点とは言い切れません。
じっくり振り返ってみると「気づき」が得られることがあります。
「ここができたね」「ここがうまくいったね」など前向きな発見があるものですが、それだけではありません。
「ちょっとここが弱かったかな」
「ここが無駄だったかもしれない」
「こうしたほうが良かったかもしれないね」
課題や問題点が見つかることがあるものです。
課題や問題点が見つかれば、きちんと習い事ノートに書き留めましょう。
そのときは覚えていても、時間がたてばすぐ忘れてしまうもの。
だからこそ、気づきを文字にして書き留めておくことが大切です。
書こうかどうしようか迷う場面もあるかもしれません。
そんなときは「迷ったら書く」という方針でいきましょう。
小さなことでも、書いておけば、後で振り返れるので安心です。
気づきは、次回の習い事に生かします。
前回の反省を踏まえた取り組みができれば、できなかったことができるようになり、新たな成長につながります。
そしてまた授業が終われば、内容を振り返り、次の気づきを得る。
この繰り返しによって、少しずつ着実に成長していくのです。
たとえ目に見える成果がすぐ出なくても、自分の中で成長が感じられるようになるのです。