習い事をしていると、モチベーションが下がって悩まされます。
習い始めたころは高いモチベーションでしたが、慣れてくると同じことの繰り返しが多くなります。
最初は毎回新しい気づきや発見がありましたが、ある程度上達すると、それも減ってきます。
だんだん意欲が損なわれていくのです。
習い事のモチベーションはどうすれば上げられるのでしょうか。
成長に目を向けてください。
「習い事で成長したこと」と聞くと「大きな成長」に注目しがちです。
もちろん大きな成長も大切ですが、それだけではありません。
小さな成長にも目を向けるのです。
モチベーションが下がるのは、大きな成長だけに注目していることが原因です。
1つでも知識が得られたら、成長です。
少しでもうまくなったら、成長です。
新しい課題が見つかったら、成長です。
小さな成長に注目すれば、きちんと自分がレベルアップしていることがわかります。
「今日の習い事では何も得られなかった。成長がなかった」と思うこともあるかもしれません。
いいえ、それは誤解です。
成長がなかったように思えても、実際には成長があるはずです。
大きな成長である必要はありません。
小さな成長でいいのです。
米粒のように小さな成長でOK。
同じことの繰り返しでも、前より経験値が上がりました。
以前よりスムーズにできるようになりました。
きちんと前進していることに気づくことです。
1ミリでも前に進んでいれば、前進していることになります。
それが成長なのです。
小さな成長に注目すれば、習い事のたびにガッツポーズができます。
喜びや満足感が得られます。
そういう心の習慣が大切です。
「習い事の意味がある」とわかって元気が出るのです。