他人が持っているものを羨ましがっていませんか。
もちろん羨ましく思うのはいいのです。
かっこいい財布やおしゃれなカバンを持っている人がいると、羨ましく感じ、自分も欲しくなるでしょう。
仲のいい友人に恵まれている人がいると、羨ましい気持ちが強くなり、自分も新しい友人を増やしたくなります。
人が持っているものを見て、励まされたり参考になったりすることもあります。
人から影響を受けて、自分の生き方が賢くなることもあります。
しかし、他人が持っているものを羨ましがるのもいいですが、限度があります。
いつも他人が持っているものを欲しがると疲れます。
自分も真似をして購入すれば、物欲を満たせますが、安心はできません。
しばらくすると、再び他人が持っているものが気になって、欲しくなるでしょう。
他人が持っているものは、一段と輝いて見えるから不思議です。
他人が持っているものを羨ましがって追いかけていると、際限がありません。
「この人が持っているものが欲しい。あの人が持っているものも欲しい」
いくらお金があっても足りません。
お金がかかりすぎて、身を滅ぼしてしまいます。
また他人に注意が向くと、自分の生き方を見失います。
他人を羨ましく思うにつれて、自分や自分の身の回りがおろそかになります。
自分の本音や素直な感情が、自分でもわからなくなるのです。
他人が持っているものを羨ましがるのもいいですが、もっと基本的なことがあります。
まず自分が持っているものを大切にしましょう。
財布やカバンを大切にします。
文房具・携帯電話・アクセサリーも大切にします。
すでに大切にしているなら、もっと大切にしましょう。
丁寧に手入れをすれば、長持ちします。
なじみも出てきて、愛着も湧いてきます。
時間の経過とともに古くなりますが、味わいが出てくるでしょう。
人も大事です。
他人の人脈を羨ましがって新しい友人を作るのもいいですが、交友関係が広がるにつれて、1人当たりのケアがおろそかになります。
まず今の友人を大切にすることから始めましょう。
一生の宝物は、見つけるものではなく、育てるものです。
コミュニケーションを重ねて、親交と友情が深まり、一生の宝物になります。
他人が持っているものを羨むのではありません。
まず自分が持っているものを大切にしてください。
自分が持っているものを大切にして、余裕ができれば、範囲を広げればいい。
優先順位を間違えないことです。
他人が持っているものを羨むより、まず自分が持っているものを大切にしましょう。
今あなたが持っているものを大切にすることで、運も未来も開けてきます。