執筆者:水口貴博

心の不安を取り除く30の言葉

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「大丈夫?」と聞かれたとき「大丈夫」と返事するのがパターン化されていませんか。

「大丈夫?」と聞かれたとき「大丈夫」と返事するのがパターン化されていませんか。 | 心の不安を取り除く30の言葉

「大丈夫?」

そう聞かれたとき「大丈夫」と返事するのがパターン化されていませんか。

本当に大丈夫のときであればいいのです。

相手からは大変そうに見えても、実際は平気で何ともないことがあるでしょう。

痛みや違和感が多少あっても、別に問題と言うほどでもなく、ちょっと我慢すればいいこともあるはずです。

本当に大丈夫なときであれば「大丈夫」と正直に答えていいのです。

ところが自分でも気づかないうちに人によっては「大丈夫」と返事するのがパターン化されていることがあります。

大丈夫なときには「大丈夫」と答えますが、大丈夫でないときでも「大丈夫」と答えてしまいます。

限界ぎりぎりで壊れる寸前のときでも「大丈夫」と答えてしまいます。

返事が完全に固定されている状態です。

これは知らず知らずのうちに起こりやすいため、注意したいポイントです。

日頃から「大丈夫」という返事ばかりしていると、だんだんパターン化されます。

悪い言い方をすれば「思考停止」の状態です。

「大丈夫」と返事するのがパターン化されていると、本当に体調が悪いとき、SOSを出せなくなります。

心配の声をかけてくれる人がいても、断ることになります。

どれだけ体調が悪かろうと、倒れる寸前であっても「大丈夫」という答えてしまいます。

けがの回復が遅くなります。

時には病気の治療が手遅れになることもあるでしょう。

「余計な心配をかけさせたくない」という気持ちがあるかもしれません。

「人の助けは借りない」というポリシーを持っているのかもしれません。

だからとはいえ無理は禁物です。

人間に限界があるのは事実であり、誰かの助けが必要なときもあります。

意地を張っていると、命に関わる可能性もゼロではありません。

「大丈夫?」と聞かれたとき「大丈夫」と返事するのがパターン化されていないか、自分を振り返ってみてください。

「大丈夫?」と聞かれたときは、反射的に「大丈夫」と返事をするのではありません。

冷静に自分の体調を振り返ってみて、その時々の状況に合わせた返事を心がけましょう。

本当に問題なければ「大丈夫」と答えます。

大丈夫でないときは、正直にSOSを求めます。

人に甘えたり助けを借りたりすることも処世術の1つ。

大丈夫ではないときは、素直に助けを求めるのが正解です。

心の不安を取り除く言葉(9)
  • 「大丈夫?」と聞かれたとき、反射的に「大丈夫」と返事するのではなく、きちんと体調に合わせた答え方をする。
感情を抑えるたびに、頑張った自分を褒めていい。

心の不安を取り除く30の言葉

  1. 不安や寂しさは、ダンスのパートナー。
  2. 不安は、誰かに話すだけで軽くなる。
  3. 心の状態を体温に例えると、わかりやすくなる。
  4. 他人が持っているものを羨むのではない。
    自分が持っているものを大切にしよう。
  5. 「悩んでいるのはささいなこと」と思えば、心の苦しみは今すぐ軽くなる。
  6. 世界を変えるのは実は簡単。
    自分が変わればいい。
  7. いらいらを感じてしまうのは、半径5メートルの人間関係だ。
  8. 電話を切った直後の一言が、あなたの本音。
  9. 「大丈夫?」と聞かれたとき「大丈夫」と返事するのがパターン化されていませんか。
  10. 感情を抑えるたびに、頑張った自分を褒めていい。
  11. 自然と嫌われるのはいい。
    わざと嫌われるのはいけない。
  12. 焦りがあると、できることもできなくなる。
  13. 禁酒中にお酒を飲みたくなったら、大量の水を飲めばいい。
  14. 気持ちの切り替えに時間がかかると思っていないか。
  15. 予感も直感の1つ。
    嫌な予感がしたら、念のため確認を取っておくほうがいい。
  16. できないことは「できない」と答えるのが正解。
  17. 「つまらない」と言う人は、いつの間にか損をしている。
  18. ごみ箱に捨ててから「やっぱり必要かな」と思ったとき、どうするか。
  19. 人は、車を1人で運転するとき、本性が現れる。
  20. 知らない電話番号からの留守番電話は、抵抗があっても、早めに確認しておくほうがいい。
  21. 自分の中に「モード」を持つ人は、気持ちの切り替えがスムーズになる。
  22. 批判する人にも、存在価値がある。
    あなたを批判する人が、一番よく見ている。
  23. 神社のご祈願で迷ったときは、健康祈願がベスト。
  24. 何でもかんでも低気圧のせいにしてはいけない。
  25. 共感は、求めるものではない。
    自然と生まれるものだ。
  26. 普段穏やかな人が急に荒々しくなったときは、こう考えよう。
    「何かあって余裕がないのだろう」
  27. 悪口は、心を無にして無視するのが一番。
  28. 被害者意識を持っている人は、自分が被害者意識を持っていることに気づいていない。
  29. 海を見て、癒やされない人はいない。
    心が疲れたときは、海を見に行こう。
  30. 時代が大きく変化するときに腹を立てない。
    歴史の節目に立ち会えてラッキーと喜ぶ。

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