「ただの○○」という考え方には要注意です。
物事に対して「ただの○○」という口癖や考え方はありませんか。
「ただの掃除」
「ただの仕事」
「ただの雑用」
「ただの遊び」
「ただの趣味」
自分としては「簡単なこと」「ちょっとしたこと」という意味のつもりで「ただの○○」と表現しているのかもしれません。
しかし、ここに誤解があります。
世の中に「ただの○○」は1つもありません。
どんなことでも、突き詰めると「奥」があるからです。
掃除も、突き詰めると奥が深い。
仕事も雑用も、突き詰めると奥が深い。
趣味も遊びも、突き詰めると奥が深い。
これはすべてのことに当てはまります。
一見簡単そうに見えるだけで、腰を据えて突き詰めると、奥が深くて大変です。
ブラックホールのように、果てしない無限の深さがあります。
「ただの○○」という口癖があるなら要注意です。
人の仕事を「ただの○○」と表現すると、相手はむっとするでしょう。
うっかり口にすると、誰かを傷つけたり反感を買ったりして、思わぬトラブルに発展することが少なくありません。
「ただの○○」という口癖や考え方があるなら、今すぐ禁句にして「○○は奥が深い」と改めましょう。
「掃除は、奥が深い」
「仕事も雑用も、奥が深い」
「趣味も遊びも、奥が深い」
考え方が変わると、物事に対する見え方も変わります。
どんなことにも奥があり、しかも深さは無限大です。
究めようとすればするほど、時間や労力が果てしなくかかります。
奥まで見通せる眼力を養ってください。
表面だけで判断するのではなく、その奥まで目を向けることが大切です。
たとえ目に見えないことであっても、想像を膨らませることならできるはずです。
奥に気づき、奥を楽しめば、人生も味わい深くなるのです。