最初から結果を考えていませんか。
「成功するだろうか。失敗するだろうか。どんな成り行きになるだろう」
気になるかもしれませんが、最初から結果ばかり考えるのはよくありません。
最初から結果を考えるのは自然に思えますが、落とし穴があります。
人間には、危険を回避する本能があるため、安全なことより危険なことを優先して考えます。
被害妄想や誇大妄想が膨らみ、収拾がつかなくなることもあるでしょう。
最初から結果ばかり考えていると、不安や恐怖が肥大化していき、そちらに気を取られます。
また、余計な精神的な消耗を増やすことにもなるため、疲れやすくなります。
注意が散漫になったり余計な消耗を増やしたりしていると、肝心の仕事に打ち込めなくなります。
最初から結果ばかり考えていると、かえって結果が出にくくなるのです。
だから、最初から結果を考えないことが大切です。
結果は考えず、ベストを尽くすことに集中しましょう。
計画やプロセスについて考えるのはいいですが、結果については考えないようにします。
結果の成り行きは、天に任せましょう。
成功するか失敗するかは、後の話です。
脇目を振らず、目の前のことに集中しましょう。
後から悔いがないよう、自分できることをすべてやり尽くしましょう。
全力を尽くしていれば、それに応じた結果がやってきます。
気力・体力・精神力のすべてを仕事に集中させることで、最高の結果を発揮できます。
最初から結果を考えないことが、結果を出すための、最高の秘訣です。
結果は後からついてくるのです。