執筆者:水口貴博

チャレンジ精神を養う30の方法

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緊張に弱い人は「即行動」を意識する。緊張が高ぶる前にアクションを起こせばいい。

緊張に弱い人は「即行動」を意識する。緊張が高ぶる前にアクションを起こせばいい。 | チャレンジ精神を養う30の方法

緊張するからといって先延ばしにするのは逆効果です。

時間ができると、頭の中で妄想が暴走を始めます。

ポジティブな妄想ならまだいいのですが、緊張するときの妄想はたいていネガティブです。

考える余裕があると、あれこれ悪いことを考えてしまい、だんだん不快感が強くなります。

じっとしているのにストレスを感じる状態になる。

だんだん心拍数も上がって、手や額に汗をかく。

緊張は風船のようなものです。

時間が経つにつれて、だんだん膨らんで大きくなります。

あるところまで膨らむと、今にもぱんと破裂しそうで、気が気ではなくなります。

時間に比例して緊張がエスカレートしていき、自分で自分を追い込んでしまうことになります。

だからこそ即行動です。

緊張が高ぶる前にアクションを起こすのです。

即行動は、緊張対策だけでなく、仕事のスピードアップにもつながる

緊張したくないなら、日頃から「即行動」を意識してください。

緊張が高ぶる前に手を上げます。

緊張が高ぶる前に電話をします。

プレゼンやスピーチであれば、1番手を狙います。

もともと緊張に弱い人であれば、なおさら即行動を意識するのが賢明です。

緊張が高ぶる前に取りかかり、さっさと仕事を片付けるのです。

時間を置くから緊張します。

時間を置かなければ緊張しません。

理想は「緊張する暇もないくらい素早い行動」です。

即行動を心がければ、緊張する暇もなくなり、緊張の影響を受けなくなります。

試験日や発表日など、即行動しようにも日時が決まっていて難しいこともありますが、頭に入れておいて損はないはずです。

日程を調整できるなら、少し前倒しを検討してみるといいでしょう。

待機時間が少し短くなるだけでも救われます。

できるだけ意識しておくに越したことはありません。

即行動には、もうひとつ嬉しいメリットがあります。

即行動を心がければ、スピードを発揮することになり、仕事もどんどん前に進んでいきます。

「いつも仕事が早いね」と褒められるようになるでしょう。

即行動は、緊張対策だけでなく、仕事のスピードアップにもつながるのです。

チャレンジ精神を養う方法(8)
  • 緊張に弱い人は、日頃から「即行動」を心がける。
「もう歳だから」と言わないでください。

チャレンジ精神を養う30の方法

  1. 「難しそう」と「難しかった」を、混同していませんか。
  2. 「初めてなので教えてください」が言えるようになっておこう。
  3. 難しく考えるから難しくなる。
    簡単に考えれば簡単になる。
  4. できなくて諦めているのではない。
    ほとんどの人は、やる前から諦めている。
  5. チャレンジする理由は「一度も経験がない」というだけで十分。
  6. 細かいルールは、プレイしながら覚えていけばいい。
    野球のルールをすべて覚えてから始める人はいない。
  7. 批判や反対を、やめる理由・できない口実にしてはいけない。
  8. 緊張に弱い人は「即行動」を意識する。
    緊張が高ぶる前にアクションを起こせばいい。
  9. 「もう歳だから」と言わないでください。
  10. 熱しやすく冷めやすい性格でもいい。
    少なくとも「熱中」を実現できている。
  11. 「敵」は「ライバル」と言い換えるのが正解。
  12. 恥ずかしくて1人で行けないのは、好きな気持ちが中途半端である証拠。
  13. 旅行中は誰でも大胆不敵になる。
    自分の中に眠っている勇気と行動力に気づく。
  14. 「あの人がやるなら私もやる」もあっていい。
  15. 私たちは、夢を叶えるために生まれてきた。
  16. 自分に合ったやり方は、自分しかわからない。
    実際に試してみないとわからない。
  17. ファッションセンスがなくても、おしゃれを諦めない。
    おしゃれな人にファッション・コーディネートをお願いすればいい。
  18. 1週間に1回でいいので、新しいチャレンジをしてみよう。
    勇気が必要なチャレンジは特におすすめ。
  19. 気合が入るから早歩きをするのではない。
    早歩きをするから気合が入るのだ。
  20. チャレンジを否定されたら、こう言い返そう。
    「失敗するとは限らない。
    成功するかもしれない。
    何もしないで諦めたくない」
  21. 協調性のない性格は悪いことではない。
    個人プレーで本領を発揮すればいい。
  22. みんなから嫌われている蚊にも、すごいと認める点がある。
  23. 偉業の達成に、特別な能力や才能が必要とは限らない。
    小さな仕事でも、地道に続けて世の中に役立つものを生み出せればいい。
  24. 思わぬトラブルが起こったら「困った、大変だ!」と騒ぐのではない。
    「なるほど、そう来たか!」と感心する。
  25. 押してダメなら引いてみる。
    引いてもダメなら……。
  26. 残り時間は少なくてもいい。
    時間が限られているほうが、たくさんのことができる。
  27. いつも無難な服ばかりになっていませんか。
    たまには「挑戦的な服」を着てみよう。
  28. 最悪のコンディションでやるのも悪くない。
    万一うまくいったら、大きな自信につながる。
  29. 手軽に楽しく自己管理能力を鍛えるには「国内の一人旅」がおすすめ。
  30. チャレンジする人はいても、再チャレンジする人は少ない。
    再チャレンジからが本番。

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