ひょんなことから最悪のコンディションでやることになりました。
頭痛、腹痛、生理痛、疲労、睡眠不足、けが、病気などなど。
しかも延期や中断はできず「やるしかない」という状況です。
さあ、大変です。
最悪のコンディションは最悪の状況です。
始める前から悪い結果が見えます。
暗い未来しか見えません。
本番が始まるから結果が出ているようなもの。
「もうダメだ!」「もう終わりだ!」と叫びたくなりますが、ちょっと待ってください。
最悪のコンディションだからといって、まだ失敗が確定したわけではありません。
まだ結果は出ていません。
本番はこれからです。
あくまでコンディションが最悪だけであり、重要なのは実際の取り組みです。
最悪のコンディションでやるしかない状況になれば、開き直ってください。
大切なのは「ダメでもともとの精神」です。
「なるようにしかならない!」と思えば、前向きになれ、底力も湧いてきます。
最悪のコンディションで取り組むことには、意外な側面があります。
「万一うまくいけば大きな自信につながる」ということです。
コンディションが最悪のときにうまくいったなら、相当な実力がついている証拠です。
うまくいかなくて当然のタイミングですから、うまくいったら大きな自信につながります。
調子が悪いときに良い結果を出せたなら、本調子のときであれば、もっと良い結果を出せるに違いありません。
「あんなに調子が悪くて最悪のコンディションだったのに、うまくいったのだから私はすごい!」となります。
最悪のコンディションであっても、開き直れば怖くありません。
「ダメでもともと!」の精神になれば、底力が湧いて、普段にはない力を発揮できる可能性があります。
うまくいけば、大きな自信が手に入ります。
窮地に立ったときこそ、悪いほうに考えるのではなく、良いほうに考えることが大切です。
最悪のコンディションでやるのも悪くないのです。