執筆者:水口貴博

チャレンジ精神を養う30の方法

25

押してダメなら引いてみる。引いてもダメなら……。

押してダメなら引いてみる。引いてもダメなら……。 | チャレンジ精神を養う30の方法

あなたの目の前に扉があります。

押してみたところ、ぴくりとも動きません。

ここで諦めてはいけません。

押してダメなら引いてみましょう。

押すタイプの扉ではなく、引くタイプの扉かもしれません。

引いてみても、ぴくりとも動きませんでした。

さて、ここであなたならどうするか。

押しても引いてもダメならどうすればいいのでしょうか。

まさかここで諦めるわけではないでしょう。

正解は「思いつくかぎりいろいろやってみる」です。

2パターンだけ試して終わるのではなく、むしろここからが本当のスタートです。

上げてみます。

下げてみます。

回してみます。

揺らしてみます。

ノックをしてみます。

声を出して呼びかけてみます。

「開けゴマ!」と唱えてみます。

ステップを踏んでみます。

がんがん強く叩いてみます。

助走をつけて体当たりしてみます。

強く押したり引いたりしてみます。

ドア回りを探って、何かないか探してみます。

近くにスイッチがあれば、押してみます。

自然と開くかもしれないので、扉の前で座って待機します。

その日はいったん引き下がり、別の日にもう一度来てみます。

頭をひねれば、いろいろなアクションパターンが思い浮かぶはずです。

とにかく思いつくかぎりいろいろやってみるのです。

チャレンジ回数が制限されていないなら、あれこれ手当たりしだいにチャレンジすればいいのです。

これが「諦めない力」です。

いろいろ試していくうちに、偶然何かが一致してドアが開くかもしれません。

思いつくかぎりいろいろやってみる癖をつければ、可能性の扉はきっと開きます。

チャレンジ精神を養う方法(25)
  • 押しても引いてもダメなら、思いつくかぎりいろいろやってみる。
残り時間は少なくてもいい。
時間が限られているほうが、たくさんのことができる。

チャレンジ精神を養う30の方法

  1. 「難しそう」と「難しかった」を、混同していませんか。
  2. 「初めてなので教えてください」が言えるようになっておこう。
  3. 難しく考えるから難しくなる。
    簡単に考えれば簡単になる。
  4. できなくて諦めているのではない。
    ほとんどの人は、やる前から諦めている。
  5. チャレンジする理由は「一度も経験がない」というだけで十分。
  6. 細かいルールは、プレイしながら覚えていけばいい。
    野球のルールをすべて覚えてから始める人はいない。
  7. 批判や反対を、やめる理由・できない口実にしてはいけない。
  8. 緊張に弱い人は「即行動」を意識する。
    緊張が高ぶる前にアクションを起こせばいい。
  9. 「もう歳だから」と言わないでください。
  10. 熱しやすく冷めやすい性格でもいい。
    少なくとも「熱中」を実現できている。
  11. 「敵」は「ライバル」と言い換えるのが正解。
  12. 恥ずかしくて1人で行けないのは、好きな気持ちが中途半端である証拠。
  13. 旅行中は誰でも大胆不敵になる。
    自分の中に眠っている勇気と行動力に気づく。
  14. 「あの人がやるなら私もやる」もあっていい。
  15. 私たちは、夢を叶えるために生まれてきた。
  16. 自分に合ったやり方は、自分しかわからない。
    実際に試してみないとわからない。
  17. ファッションセンスがなくても、おしゃれを諦めない。
    おしゃれな人にファッション・コーディネートをお願いすればいい。
  18. 1週間に1回でいいので、新しいチャレンジをしてみよう。
    勇気が必要なチャレンジは特におすすめ。
  19. 気合が入るから早歩きをするのではない。
    早歩きをするから気合が入るのだ。
  20. チャレンジを否定されたら、こう言い返そう。
    「失敗するとは限らない。
    成功するかもしれない。
    何もしないで諦めたくない」
  21. 協調性のない性格は悪いことではない。
    個人プレーで本領を発揮すればいい。
  22. みんなから嫌われている蚊にも、すごいと認める点がある。
  23. 偉業の達成に、特別な能力や才能が必要とは限らない。
    小さな仕事でも、地道に続けて世の中に役立つものを生み出せればいい。
  24. 思わぬトラブルが起こったら「困った、大変だ!」と騒ぐのではない。
    「なるほど、そう来たか!」と感心する。
  25. 押してダメなら引いてみる。
    引いてもダメなら……。
  26. 残り時間は少なくてもいい。
    時間が限られているほうが、たくさんのことができる。
  27. いつも無難な服ばかりになっていませんか。
    たまには「挑戦的な服」を着てみよう。
  28. 最悪のコンディションでやるのも悪くない。
    万一うまくいったら、大きな自信につながる。
  29. 手軽に楽しく自己管理能力を鍛えるには「国内の一人旅」がおすすめ。
  30. チャレンジする人はいても、再チャレンジする人は少ない。
    再チャレンジからが本番。

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