人の心を動かす感動できる会話をするには、まず自分に感動経験がないと成立しません。
話をする本人に感動した経験がないと、具体性も勢いもないからです。
自分が感動した話こそ、人に感動を与えます。
私の友人に、趣味がスキューバダイビングの人がいます。
いつもは素朴な感じの人なのですが、スキューバダイビングの話になると、目の色を変えて熱く語ってくれます。
どれだけスキューバが気持ちいいのか、どれだけ感動したのかなどを熱く語ってくれ、その思いがひしひし伝わってきます。
スキューバの話は、その人が感動した話ですから、興味をそそられる話です。
「そこまで感動するなら、自分もやってみようかな」と、本気で考えてしまったくらいです。
楽しそうに話をしてもらえると、こちらまで感動が伝わってくるのです。
感動できる話をしたければ、まず自分が感動した話をすればいいのです。
自分が感動した話は、相手にも感動を与えることができる話なのです。