執筆者:水口貴博

外食で心がけたい30のマナー

29

カードの渡し方・受け取り方が、雑になっていないか。

カードの渡し方・受け取り方が、雑になっていないか。 | 外食で心がけたい30のマナー

支払いでお金を渡す際は丁寧になるものです。

お金は誰にとっても大切なもの。

硬貨や紙幣は、見てすぐお金とわかるので自然と手元が丁寧になります。

「ありがとうございました」という感謝の気持ちを込めて支払います。

お金を受け取るときも、頭を下げたり両手を使ったりなど、丁寧な姿勢で受け取ることが多いでしょう。

一方、カードとなるとどうでしょうか。

投げるように渡していませんか。

これはよくありません。

カードとなると急に油断することが多い。

プラスチック製の薄くて小さなものなので、雑に扱ってしまう傾向があります。

たしかにカードは金銭ではありませんが、支払い機能を兼ね備えたものに変わりありません。

カードの渡し方・受け取り方が雑になると、乱暴な印象を与えてしまい、お店の人は眉をひそめるでしょう。

カードを傷つけてしまい、不具合の原因にもなることもありえます。

カードの扱い方が雑な人はお金の神様からも嫌われ、運気も金運も悪くなります。

現金さえ丁寧に扱えばいいと思っている人によくある盲点です。

カードは、渡すときも受け取るときも丁寧を心がける

カードも、お金のように丁寧に扱うことです。

お金でなくても、お金と考えて扱うことが大切です。

現金と同じように、渡すときも受け取るときも丁寧を心がけましょう。

店員さんも気持ちよく会計ができ、食後の余韻がますますよくなります。

丁寧に扱うことで、カードも長持ちします。

丁寧にカードを扱えば、お金の神様から愛され、運気も金運もよくなります。

外食で心がけたいマナー(29)
  • 現金だけでなく、カードの扱いも、丁寧を心がける。
どれだけ最悪の外食でも、よかったところが1つくらいあるはずだ。

外食で心がけたい30のマナー

  1. お客さんの立場でも「サービス精神」は必要。
  2. 予約ができるお店なら、きちんと予約をしていく。
    当日であっても、できるだけ予約していくほうがいい。
  3. 食券機のボタンを押すとき、乱暴になっていないか。
    食券を手渡すとき、がさつになっていないか。
  4. ドレスコードで入店拒否されても、喧嘩腰にならない。
  5. 相席になっても嫌な顔をしない。
    笑顔で快諾する人になろう。
  6. メニューを開くやいなや、値段を見ていませんか。
  7. 呼び出しボタンを押してスルーされても、むっとしない。
    こういうときこそ、想像力の出番。
  8. 単語で注文する人は、お店の人からも食の神様からも嫌われる。
  9. 満席は怖くない。
    待ち時間にメニューを見れば、時間を有効に活用できる。
  10. 「少々お時間をいただきますが」と言われてむっとしない。
    「教えてくださってありがとうございます」と感謝する。
  11. 「大盛り無料」と言われて、食べきれる自信もないのにお願いしない。
  12. 注文を言い終えたら、合図の一言を言おう。
    「以上です」
  13. 注文内容を変更したくても、事情がないかぎり申し出ない。
  14. 外で買ってきたものを、店内でこっそり食べない。
  15. おかわり自由のドリンクバーだからといって、飲み散らかさない。
  16. 注文した料理を忘れられていても、むっとしない。
  17. 少しくらい接客態度が悪くても、いらいらしない。
    店員さんも、1人の人間。
  18. 飲食店であっても、席を譲る配慮は大切。
    声がけするあなたは、優しい人。
  19. ほかのお客さんと提供順が前後しても、いらいらしない。
  20. あらゆる料理は生もの。
    提供されたら、1分1秒でも早く食べ始めよう。
  21. カトラリーを落とすのが恥ずかしいのではない。
    ちょっとした不注意で騒ぐのが恥ずかしいのだ。
  22. 店員さんとため口で話すお客さんは嫌われる。
    店員さんと丁寧語で話すお客さんが愛される。
  23. テーブルマナーが身についていなくても落ち込まない。
    これから身につける楽しみがあるということ。
  24. 手が届きにくいものは、無理に手を伸ばしても見苦しいだけ。
    近くの人に一声かければ済む話。
  25. ストローをかじる癖ほど見苦しいものはない。
  26. フォーマルなレストランでは、料理に調味料を加えないのがマナー。
  27. 自分たちが寄せた席を、そのままにして退店していないか。
  28. 「ラストオーダーです」と言われても焦らない。
  29. カードの渡し方・受け取り方が、雑になっていないか。
  30. どれだけ最悪の外食でも、よかったところが1つくらいあるはずだ。

同じカテゴリーの作品

食事マナー」の人気記事

1
食事マナー
「いただきます」と「ごちそうさま」が、一番大切な食事のマナー。
食事の作法とマナーの30の基本
2
食事マナー
オーダーの際は、友人の分までオーダーできるとかっこいい。
食事の作法とマナーの30の基本
3
食事マナー
何も買わずに、お店から出るときのマナー。
お店から好かれる良いお客さんになる30の方法
4
食事マナー
オーダーするときには、メニューばかりを見ない。
店員の顔を見て、オーダーすることが大切。
食事の作法とマナーの30の基本
5
食事マナー
「いただきます」とは「命をいただきます」という意味。
食事の作法とマナーの30の基本
6
食事マナー
「お金を払ってやる」ではなく「お金を払わせていただく」という人が、かっこいい人。
食事の作法とマナーの30の基本
7
食事マナー
食事が済んだら、しっかり椅子を戻す。
食事の作法とマナーの30の基本
8
食事マナー
フォーマルなレストランで、1人で食事ができるなら、何でもできるはずだ。
給仕や料理人に喜ばれる30のテーブルマナー
9
食事マナー
フランス料理の一般的なフルコースメニューの順番と意味。
洋食フルコースで心がけたい30のテーブルマナー
10
食事マナー
「何だかこの人と一緒にいると話しやすい」そんな人が心がけている、見えない気遣い。
テーブルマナーの達人が心がける30の心得

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION