フォーマルな高級レストランでは、ドレスコードを設けているのが一般的です。
カジュアルな服装で行くとドレスコードに引っかかり、入店拒否されることがあります。
なかなか普段はありませんが、ゼロでもありません。
「ドレスコードといっても大げさに言っているだけだろう。粘れば大丈夫だろう」
そう甘く見ていると痛い目に遭うでしょう。
ドレスコードで入店拒否されると、自分を否定されたかのように感じ、かっとなる人がいます。
ここで喧嘩腰にならないことです。
「これくらいいいじゃないですか」
「せっかく来たんですから入らせてください」
「お客を大切にしないレストランなのですか」
最終的には「責任者を呼べ!」に発展します。
ヒートアップしたところで仕方ありません。
ドレスコードはドレスコードです。
「粘れば何とかなるだろう」と思うかもしれませんが、その考えはやめたほうがいいでしょう。
ドレスコードはお店の雰囲気を守るために設けられています。
「その人だけ特別扱い」というわけにもいきません。
例外を設けると雰囲気を壊すことになり、ほかのお客さんに迷惑がかかります。
しつこく粘れば何とかなるだろうと思うかもしれませんが、誤解です。
粘れば粘るほど、入店にふさわしくないと判断されます。
お店の入り口付近で騒いでしまうことになり、見苦しい姿をさらすことになります。
しつこく粘っていると「要注意人物」として認定される可能性もゼロではありません。
特に異性の同伴者がいるときは、相手にかっこがつかないので頭に血が上りやすい。
喧嘩腰になることほど見苦しいことはありません。
ドレスコードで入店拒否されたときは、素直に諦めましょう。
苦い経験になるところですが、レストランに悪い印象を持たないことです。
お店は別に嫌がらせをしているわけではありません。
お店はドレスコードに従ったまでです。
「ドレスコードがあることを知らないで来てしまった自分に非がある」と考えましょう。
その場は素直に引き下がり、別の機会にまたあらためて行けばいいことです。
きちんとドレスコードを守っていけば、次は問題なく入店でき、レストランでおいしい料理を楽しめます。