けなされたくないなら、文句や悪口を禁句にしてください。
人はけなすのに、自分はけなされたくないなんて、そんな都合のいい話はありません。
けなされて嬉しい人はいません。
人の悪いところを見つけては、大きく取り上げて悪く言う癖があるなら、今すぐやめることです。
悪い点を取り上げ、ぶつぶつ文句を言っていると、周りに不快感をまき散らすことになります。
聞いている人は笑っていても、心の中では「いつか私もけなされるかもしれない」と心配でびくびくしているでしょう。
けなすことは、傷つける行為です。
物理的に傷つけていなくても、精神的に傷つけています。
相手に聞こえていないから大丈夫と思っているなら安易な考えです。
タイムラグがあるだけです。
相手に聞こえていなくても、人を介して、いずれ相手の耳に届きます。
文句や悪口を言うことは「私は危険人物です」と公言しているようなもの。
誰かをけなしていると、それを面白がって人が集まってくるかもしれません。
自分は人気者だと錯覚しますが、ここが要注意ポイントです。
集まってきた人は、けなす行為が面白がって寄ってきました。
集まってきた人を引き止め、より満足させようとして悪口がエスカレートします。
しばらくすれば、言いすぎの状態になります。
警戒されると、一転して、さっと人がいなくなります。
けなせばけなすほど、今度は自分がけなされるようになります。
けなす人は、自分の印象が悪くなるだけです。
いずれ周りの人から嫌われます。
結果として、けなす人は、いずれけなされるようになるのです。
けなされたくないなら、けなす行為を禁止にしましょう。
「文句や悪口は禁句にする」と心に誓ってください。
けなす人になるのではありません。
認める人になりましょう。
相手と接しながら、細かい点まで注意を向けます。
何か素晴らしいところが見つかれば、すかさず認めましょう。
相手の長所や才能は、嫉妬せず、きちんと認めることが大切です。
どんな人にも、素晴らしいところが必ず1つはあります。
認める言葉はシンプルでいいのです。
素晴らしいところがあれば「すてきですね」と認めましょう。
圧倒的なことがあれば「すごいですね」と認めましょう。
こつこつ努力していることがあれば「努力家ですね」と認めましょう。
ユニークな個性があれば「素晴らしい魅力ですね」と言うことができるはずです。
いい言葉が浮かばなければ「いいですね」です。
「いいですね」はどんな場面でも使える便利な一言です。
認める人は、相手から喜ばれ、みんなから好かれます。
一緒にいると心地よく、リラックスできます。
好意の返報性も働くようになります。
認める人は、多くの好意と信頼を集めることができるため、いずれ認められるようになるのです。