執筆者:水口貴博

ご縁を大切にする30の言葉

20

謝れない人はご縁が続かない。

謝れない人はご縁が続かない。 | ご縁を大切にする30の言葉

うっかり相手を不快にさせてしまうことがあります。

  • 失礼な振る舞いをしてしまった
  • 言うべきでないことを言ってしまった
  • 褒めたつもりがけなしてしまった

もちろん悪意はありません。

注意を払っていても、完璧にこなすのは難しい。

人間ですから、ちょっとした不注意で相手を不快にさせてしまうことがあるものです。

態度が悪くなることもあれば、言葉遣いを間違えることもあります。

まだ関係の浅い相手なら、触れてはいけないポイントがどこにあるかわかりません。

劣等感、コンプレックス、つらい過去。

誰にでも「地雷」と言えるポイントがあるはずです。

注意しているつもりでも、うっかり相手の感情を刺激してしまい、不快にさせてしまうことがあります。

「お父様はどんなお仕事をされているのですか」と聞いたとき「幼いころに父を亡くしました」と言われるかもしれません。

久しぶりに会って「何も変わらないね」と若々しさを褒めたつもりが、悪いほうに受け止められることがあります。

驚くべきことに世の中には「かわいいですね」と言われることを嫌がる人もいます。

褒めるつもりが、相手を不快にさせることもあるから、人間関係は難しい。

軽視するのはよくない

「不快と言っても大したことではない」と考えるのはよくありません。

自分は小さなことに思っていても、相手は大きなことと思っているかもしれません。

小さなことでも、相手を不快にさせてしまったことは事実ですから、重く受け止めることが大切です。

謝ることは人間関係の基本です。

謝ることができないと、印象が悪くなります。

謝れないのは、人として基本的礼儀が欠けている状態です。

謝ることができない人は、ご縁があっても途切れます。

どれだけ2人の相性がよくても、謝ることができなければ、仲が悪くなるのは時間の問題です。

謝れない人はご縁が続かないのです。

失礼があったら、素直に謝る

うっかり失礼があったときどうするか。

素直に謝ることです。

失礼があったら、すぐ謝ります。

見栄や体裁を気にしません。

自分に悪気がなくても、きちんと謝ること。

謝ることは、人間関係修復の基本です。

心の中で思うのではいけません。

きちんと声に出して言うことです。

「ごめんなさい」

「申し訳ございません」

「大変失礼しました」

きちんと謝るから相手に許してもらえます。

きちんと謝って相手に許してもらえれば、ご縁も続きます。

次の出会いにも恵まれるのです。

余計な言い訳も不要です。

「口が滑ってしまいました」

「ぼうっとしていました」

「睡眠不足のせいです」

「お酒が入っていたせいです」

ごまかしたり言い訳をしたりするのはよくありません。

言い訳をすると、謝罪の誠意が半減します。

言い訳せず素直に謝るから、誠意が伝わり、相手に許してもらえます。

自分に非があるのですから、素直に謝るのが礼儀です。

ご縁を大切にする言葉(20)
  • 失礼があったときは、余計な言い訳をせず、素直に謝る。
別れ言葉を工夫すれば、ご縁が続く。

ご縁を大切にする30の言葉

  1. 「出会って終わり」という自分を終わりにする。
  2. 年齢を聞く癖をなくす。
    年齢を知りたい気持ちもなくす。
  3. 出会えただけで「ご縁」と呼べる理由としては十分。
  4. 「一時の関係にお金を出す」と思うから、高く感じる。
    「一生の関係にお金を出す」と思えば、安く感じる。
  5. 「これも何かのご縁」と言うだけ、すべての出会いが未来につながる。
  6. 人脈を広げたかったら、まず人望を集める。
    人望が集まれば、自然と人脈は広がっていく。
  7. 目上の人に面会の機会をいただいたなら、下調べが欠かせない。
  8. 人間関係は、利率の高い銀行。
    大切にすればするほど、価値が大きくなって返ってくる。
  9. 「私を覚えていますか」と聞くのは感じが悪い。
    相手を焦らせ、恥をかかせる可能性がある。
  10. 立場の高い人ほど、誰かに会いたがっている。
  11. 大切な人ほど、重要な存在と気づくのに時間がかかる。
  12. 再会をするときは、前もって前回の会話内容を思い出しておく。
  13. 心に突き刺さる言葉を言ってくれる人は、神様。
  14. 会うことは恥ずかしくない。
    恥ずかしいと思うから、恥ずかしいのだ。
  15. 相手が自分のことを覚えていないとき、どうするか。
  16. 相手に好意があっても、伝わらないとゼロ。
  17. あなたの印象は、姿勢で決まる。
    姿勢が美しくなれば、出会いも美しくなる。
  18. 素晴らしい出会いができたから「ご縁」と呼ぶのではない。
    「ご縁」と呼ぶから素晴らしい出会いになる。
  19. 1対1で会っているときは、目の前の人に集中するのがマナー。
    「世界には今この人しかいない」と思うくらいでちょうどいい。
  20. 謝れない人はご縁が続かない。
  21. 別れ言葉を工夫すれば、ご縁が続く。
  22. 「会いたくありません」とはっきり断られることは幸い。
  23. お互いが離ればなれになっても、心ではつながっているようにする。
  24. 念願の人と会ったら、ぜひ記念写真を撮っておこう。
    懐かしい思い出になり、あなたの中で生き続ける。
  25. 「お会いできて嬉しいです」より「夢が叶いました」
  26. すぐ顔に出る人を悪く言ってはいけない。
    相手の感情を一目で確認できることほど、楽でありがたいことはない。
  27. 出会いに恵まれるから「おかげさま」と感謝するのではない。
    「おかげさま」と感謝するから出会いに恵まれる。
  28. 残念な出会いであっても、いい出会いをした後のように、すがすがしい表情をしよう。
  29. ご縁を逃しても落ち込まない。
    世の中には、まだまだたくさんのご縁がある。
  30. 一度しか会ったことがないのに、ずっと覚えている人がいる。
    一生忘れられない人がいる。

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