人と別れるときには、別れの挨拶をします。
「また今度」
「また会いましょう」
「失礼いたします」
「さようなら」
どれも聞き慣れた言葉です。
別れのときの決まり文句です。
しかし、どこかよそよそしい。
別れ言葉に感情が伴っていないからです。
感情が伴っていない言葉は社交辞令のように聞こえます。
うわべで言っているのか本心で言っているのかわかりません。
こういう言葉遣いをしていると、いつの間にかご縁のチャンスを逃してしまいます。
丁寧なつもりで使った言葉が、ご縁が途切れる要因になっています。
これからは次の言葉を心がけましょう。
「次はいつ会えますか」という言葉です。
その場で次に会う約束をするのです。
次にいつ会えるのかを尋ねる別れ言葉は本心です。
本心がなければ、出てこない言葉です。
また会いたい気持ちが伝わってくる言葉であり、嬉しくなります。
しかも具体的です。
次に会う約束を別れ際にすることで、人との関係の結びつきがずっと続きます。
相手が「また会いたいですね」と言ってくれればチャンスです。
さっと手帳を開いて、今すぐ2人で次に会う日程を決めましょう。
次に会う約束をするから、ご縁が長く続くのです。