執筆者:水口貴博

感じのいい人になる30の方法

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物を手渡すとき、承諾の一言を添えて差し出す人が、愛される。

物を手渡すとき、承諾の一言を添えて差し出す人が、愛される。 | 感じのいい人になる30の方法

感じの良しあしは、日常のささいな場面です。

その1つは「人に物を手渡す場面」です。

人に物を手渡すとき、無言のまま差し出す人がいます。

たとえば、食事中、テーブルの端にある調味料に手が届かなくて、近くの人に「取ってほしい」とお願いすることがあります。

このとき、無言で手渡していませんか。

きちんと手渡しているので問題ないように思えますが、実際は違います。

少し感じが悪いことにお気づきでしょうか。

無言のまま手渡すのは、相手を不安にさせます。

「怒っているのかな」

「嫌がっているのかな」

「面倒くさがっているのかな」

無言のまま手渡されると、あれこれ悪い想像をしてしまい、不安を感じてしまうのです。

無言のせいで自分を悪く誤解されるのは損でしょう。

無言に加えて無表情になると、さらに悪印象になります。

悪気はなくても、相手が受ける印象を考えることです。

無言のまま手渡すと、誤解を招くことがあるため、注意が必要です。

承諾の一言を添えて差し出すだけで、感じがよくなる

物を手渡すときは、無言ではなく、承諾の一言を言って差し出しましょう。

たとえば「どうぞ」です。

「どうぞ」と一言添えて手渡すと、一気に好印象です。

たった一言ですが、丁寧な印象になって感じがよくなります。

そのほか「はい」「いいですよ」「もちろん」といった一言でもかまいません。

何か承諾の一言を添えて差し出すと、快諾の合図になって、相手は安心して気持ちよく受け取れるのです。

無言のまま差し出すのが癖になっているなら、今日から改善を心がけましょう。

できれば、明るい笑顔と元気な声で手渡せば、もっと好印象につながります。

安心してお願いできる雰囲気が出るので、モテるようになります。

これは普段の癖です。

普段から当たり前の態度として心がけ、癖にしておきましょう。

手間暇もかからず、簡単なことです。

物を手渡すとき、承諾の一言を添えて差し出すと、大変感じがよくなります。

感じのいい人になる方法(3)
  • 物を手渡すときは、無言ではなく、承諾の一言を添えて差し出す。
「10割のいい人」を目指すから、苦しくなる。
「7割のいい人」を目指せば、楽になる。

感じのいい人になる30の方法

  1. 感じをよくするために意識することは1つだけ。
    「相手を尊重すること」。
  2. 命令系でお願いするから、感じが悪くなる。
    疑問形でお願いすれば、感じが良くなる。
  3. 物を手渡すとき、承諾の一言を添えて差し出す人が、愛される。
  4. 「10割のいい人」を目指すから、苦しくなる。
    「7割のいい人」を目指せば、楽になる。
  5. 人相をよくする基本は「真似」にある。
  6. 否定の言葉を使うと、感じが悪くなる。
    肯定の言葉を使うと、感じが良くなる。
  7. 相手の名前を聞くだけで、あなたはいい人になれる。
  8. 謝る場面で「ご指摘ありがとうございます」とごまかしていないか。
  9. お礼の言葉を強調する一工夫。
  10. 人に振り回されたくないと言いつつ、人を振り回していないか。
  11. 素直に他人を褒めると、自分の長所や才能を発見できる。
  12. マウンティングほど見苦しい行為はない。
    すればするほど品位を下げる。
  13. 相手が喜ぶ褒め言葉は、嘘でもお世辞でもいいから、どしどし言ったほうがいい。
  14. 「お撮りしましょうか」と声をかけるあなたは、優しい人。
  15. 言いかけてやめることほど、感じの悪い話し方はない。
  16. 自分の話が終われば「あなたはどう?」と聞き返すのが、コミュニケーション。
  17. 科学的に証明されていない話題には、十分注意する。
    「信仰」「宗教」と同等の重要性がある。
  18. お礼を伝える場面で「すみません」と言わない。
    「ありがとうございます」と言ったほうが好印象。
  19. 「そうなると思っていた」は、後出しじゃんけんと同じ。
    感じの悪いルール違反。
  20. アドバイスを求めておきながら反論するのは、マナー違反。
    二度とアドバイスをしてもらえなくなる。
  21. 「無理を言ってごめんなさい」と言えば、無理なお願いを聞いてもらいやすくなる。
  22. 肯定・理解・同意の言葉は、二度繰り返すと、失礼になる。
  23. 人の本性が現れるのは、勝ったときではなく、負けたとき。
  24. ポケットは「物入れ」のために作られた場所。
    意味もなくポケットに手を入れない。
  25. 寝起きが悪くても、八つ当たりしない。
  26. より良い人間関係には、意思表示が必要。
    相手の顔色をうかがって本音をごまかしていると、薄っぺらい人間関係になる。
  27. 感じのいい人は、言い訳をしない。
    素直に謝るから、感じがよくなる。
  28. 感じのいい対応と出会ったら絶好のチャンス。
    すぐ取り入れ、真似をしよう。
  29. 贈り物をいただいたら「ちょうど欲しいと思っていたところです」と言おう。
    1ミリでも気持ちがあれば、嘘にはならない。
  30. 下品な人は、大きな足音で歩く。
    上品な人は、静かな足音で歩く。

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