執筆者:水口貴博

挑戦する力がつく30の言葉

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強い人は、そこそこの成功しかできない。弱い人こそ、大きな成功を成し遂げる。

強い人は、そこそこの成功しかできない。弱い人こそ、大きな成功を成し遂げる。 | 挑戦する力がつく30の言葉

成功を成し遂げるのはどんな人でしょうか。

一言で言えば「強い人」と考える人が多いのではないでしょうか。

気力・体力・精神力があって、スキルも高い。

体力があれば、長時間の仕事にも耐えられるでしょう。

気力があれば、根気や集中力も出やすくなるでしょう。

精神力があれば、困難も乗り越えられるでしょう。

さらに学歴が高くて、賢い特徴があります。

頭がいいと、問題解決能力も高くなるため、ますます仕事がスムーズになるでしょう。

強い人は、普通の人より仕事ができて、成功しやすいように思われます。

ところがここに、思わぬ落とし穴があります。

しょせん1人には、限界がある。

強い人は「自分は強い」と思っているゆえに、何でも1人でこなそうとします。

有能なので、幅広く仕事をこなしますが、しょせん1人です。

1人には限界があります。

体は1つしかありません。

1日は24時間という点も変わりません。

どれだけ学歴が高かろうと、どれだけ有能であろうと、1人には限界があります。

必ずどこかで1人の限界にぶち当たる。

機械化・自動化を駆使すれば、1人であっても可能性を広げられますが、それでも何でもできるわけではなく、限界があります。

強い人は、力任せでがつがつ前に進めますが、そこそこの成功しかできないのです。

本当に成功するのは、強い人ではなく、弱い人

本当に成功をする人はどんな人か。

強い人ではありません。

弱い人です。

弱い人は「自分は弱い」という自覚があります。

自分の弱さを自覚しているため、何でも1人でやろうとしません。

そもそも1人でしようとしてもできません。

そのため、積極的に人の力を借りようとします。

「自分は弱い人間。だから人の力を借りよう」と考えます。

人の力を借りれば、どれだけ弱くても関係ありません。

自分にできないこともできるようになります。

個人の力がどれだけ強かろうと、100人の束にはかないません。

人の力を借りるにつれて、大きな力と圧倒的なスピードを手に入れることができます。

結果として、大きな成功を収めることができるのです。

自分の弱さを自覚していると謙虚にもなるので、ますます成功しやすくなる。

「能力」という点では、強い人のほうが有利ですが「成功」という点では、弱い人のほうが有利です。

どれだけ個人の力が強くても、集団の力にはかないません。

上手に人の力を借りて「集団による総合力」で勝負しよう

「自分は弱いから成功できない」と諦めないでください。

「個人の力」に限界があっても大丈夫です。

むしろ弱いことに誇りを持ってもいいくらいです。

弱いからこそ、大きな可能性を秘めています。

弱い人には「人の力を借りる」というアプローチがあるからです。

偉業を収めた偉人たちを思い出してください。

生まれつき体が弱い人であっても、大きな成功を収めた人は多くいます。

自分の限界を自覚して、素直に人の力を借りたから大きな成功を収めました。

上手に人の力を借りて「集団による総合力」で勝負しましょう。

謙虚になると、人の力を借りやすくなる

人の力を借りたいなら「謙虚」になっておくのが賢明です。

謙虚になると、人の力を借りやすくなるからです。

変な見栄やつまらないプライドがあるなら、さっさと捨ててしまいましょう。

人との衝突が減るだけでなく、人の力も借りやすくなります。

丁寧な言葉遣いと礼儀正しいマナーを心がけましょう。

謙虚に加えて人望と人徳があれば、引き寄せられるように人が集まってくるでしょう。

上手に人の力を借りる人になることです。

上手に人の力を借りながら仕事を進めていくことで、夢に向かう力が加速します。

弱い人こそ、大きな成功を成し遂げるのです。

挑戦する力がつく言葉(19)
  • 「自分は弱い」と自覚しているなら、積極的に人の力を借りて、成功を目指す。
「挑戦」は「冒険」と言い換えよう。
恐怖が半減して、わくわく感が倍増する。

挑戦する力がつく30の言葉

  1. あれこれ考えるな。
    とにかく動け!
  2. 無難なことばかり選んでいると、心が弱って臆病になる。
    たまには危険なことを選んでみよう。
  3. 他人が断った仕事は、あなたが引き受けるチャンス。
  4. 縁起の悪いことがあれば、わざとやってみよう。
    意外と何でもないことに気づくだろう。
  5. 挑戦する前から「どうせ無理」と諦めていないか。
  6. 気力が出るから動くではない。
    動くから気力が出るのだ。
  7. いい思い込みをして、ポジティブな錯覚を引き起こそう。
    「以前に経験したことがある」と思えば、恐怖が半減する。
  8. 機嫌がいいときは、新しいことを始めるベストタイミング。
  9. 恥ずかしいなら、恥ずかしがる暇がなくなるくらい、スピードを出せばいい。
  10. 「トラブル」と呼ぶから、苦しく感じる。
    「イベント」と呼べば、楽しく感じる。
  11. 必ずうまくいくことばかり挑戦していないか。
    うまくいくとは限らないことに挑戦するのがかっこいい。
  12. あなたは「勇気がない」と思い込んでいる。
    小さな勇気しか出ないなら、小さな勇気でできることをすればいい。
  13. 苦手や困難に取り組むだけが挑戦ではない。
    娯楽や興味関心に取り組むことも挑戦の1つ。
  14. 「あと○○しかない」を「まだ○○もある」と言い換えるだけで、可能性が見えてくる。
  15. 野球のストライクゾーンは、すでに決まっている。
    あなたのストライクゾーンは、自由に決めていい。
  16. あなたの心は、もっと軽くなる。
    心が軽くなるだけで、新しい自分に生まれ変われる。
  17. 自分のことを「大物」という人に、大物はいない。
  18. 上司から面倒な頼まれごとをされても、むっとしてはいけない。
    わざと面倒な雑用をお願いして、反応や仕事ぶりを見ている。
  19. 強い人は、そこそこの成功しかできない。
    弱い人こそ、大きな成功を成し遂げる。
  20. 「挑戦」は「冒険」と言い換えよう。
    恐怖が半減して、わくわく感が倍増する。
  21. 元気を出しすぎてはいけない。
  22. 背伸びには2種類ある。
    「無理な背伸び」と「安全な背伸び」
  23. たっぷり趣味を楽しんでぐったり疲れた日を「充実した1日」と呼ぶ。
  24. 「くだらない」という口癖があると、何でも嫌になる。
    「面白い」という口癖があると、何でも楽しくなる。
  25. 「うまくいった試しがない」と言われたら、こう切り返そう。
    「じゃあ、次はうまくいかせます」
  26. お金より夢を追いかけよう。
    流行より自分らしさを追いかけよう。
  27. 今からでも遅くない。
    諦めていたことに、もう一度挑戦してみよう。
  28. 挑戦して失敗した人を笑ってはいけない。
  29. 大人になってから遊ぶときは、制限を設けておくほうがいい。
  30. あなたは今、明日の自分を作っている。

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