アイデアパーソンになるなら、体を鍛えて体力をつけましょう。
「体を鍛えても意味がないのではないか」
疑問に思う人も多いでしょう。
たしかにアイデアは、知的作業です。
資料を取りに行ったり情報を調べたりする際に体を使う場面はあるものの、基本的に頭を使うことが大半です。
思考力・想像力・発想力も、脳で行われること。
脳のパフォーマンスがいいほど、アイデア発想もスムーズになります。
「アイデア発想は頭が勝負」と言っても過言ではありません。
体を鍛えて体力をつけても意味がないように思えますが、それは誤解です。
アイデアを考えるとはいえ、体力を消耗します。
「何かいいアイデアはないだろうか」と考えるとき、体は動かしていなくても、頭はフル活動しています。
試験前に勉強しているときのことを思い出してください。
ぼうっとする1時間と勉強する1時間では、体力の減り方が違うことに気づくはずです。
勉強する1時間のほうが、しっかり頭を使っているので、体力の消耗が激しいでしょう。
おなかがすくのも疲れを感じるのも早いはずです。
それは、アイデアを考えるときも同じです。
アイデアを考えるとき、頭を使いつつも、体力を消耗しています。
特になかなかアイデアが出なくて踏ん張っているときは、体力だけでなく、気力や精神力も要します。
体力がないと、すぐばててしまい、アイデアを考える力が弱くなる。
集中力が長続きしなかったり、ストレスにも弱くなったりして、諦めやすくなる。
残念ながら運動不足では、アイデアパーソンになるのは難しいのが現実なのです。
アイデアパーソンになりたいなら、体を鍛えて体力をつけましょう。
筋トレで体を鍛え、有酸素運動で体力をつけましょう。
日頃から運動を習慣にして、しっかり汗を流しましょう。
最初は筋肉痛があって大変ですが、体が鍛えられると、筋肉痛になりにくくなります。
体を鍛えて体力をつけておくと、アイデアを考える基礎になり、集中力が続きやすくなります。
ストレスに強くなり、アイデアを考えるときの持久力に変わり、根気を発揮できます。
筋肉と体力をつけることで自己肯定感が高まり、それがアイデアを生み出す自信にもつながります。
体を鍛えて体力をつけることは、ストレス解消にもなるため、健康習慣としても有効です。
運動が得意である必要はありません。
運動音痴でも運動神経が鈍くてもかまいません。
大切なことは、定期的な運動習慣。
体を鍛えて体力をつけることが、アイデア発想の底力になるのです。