執筆者:水口貴博

挑戦する力がつく30の言葉

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いい思い込みをして、ポジティブな錯覚を引き起こそう。「以前に経験したことがある」と思えば、恐怖が半減する。

いい思い込みをして、ポジティブな錯覚を引き起こそう。「以前に経験したことがある」と思えば、恐怖が半減する。 | 挑戦する力がつく30の言葉

初めての挑戦は怖い。

「どんなものなのか、どうすればいいかわからない」

「間違っていたら、恥をかいたらどうしよう」

「変なトラブルに巻き込まれると困るな」

初めての挑戦は、嫌な妄想が膨らんで、おっくうな気持ちが出てきます。

抵抗感が強く、ストレスを感じます。

不安と恐怖で足がすくみ、ぶるぶる体が震えます。

思い切って飛び込んでいけばいいだけのことですが、心理的な抵抗感が強いと、妙に難しく感じられます。

もし初めての経験で足がすくんだら、恐怖を吹き飛ばす、面白いコツがあります。

「以前に経験したことがある」と思いましょう。

まだ一度も経験したことがなくてもいいのです。

過去の記憶を塗り替えるかのように、心のスイッチを切り替えて「以前に経験したことがある」と思ってみます。

遊び半分でふざけて思うのではなく、本気で真剣に思い込むのがポイントです。

すると、どうでしょう。

じわじわポジティブな錯覚が生まれてくるでしょう。

「以前に経験したことがある」と思えば、本当に以前に経験したことがあるように感じてくるでしょう。

すると、恐怖が半減して、勇気が湧いてきます。

「以前に経験したことがあるから大したことないよね」と思えてきます。

以前に経験した様子を頭の中で思い浮かべると、なお効果的です。

自分なりに想像力をたっぷり働かせて、そのときの様子をイメージしてみましょう。

ますます経験したような気になってきて、現実味を帯びてくるでしょう。

もちろん錯覚にすぎませんが、効果があるのはたしかです。

思い込みは、悪いイメージを持たれがちですが、使い方次第です。

悪い思い込みはNGですが、いい思い込みならOK。

いい思い込みによって、ポジティブな錯覚を引き起こし、明るい未来を切り開いていきましょう。

日常生活に役立つ錯覚なら、大いに利用していきましょう。

私たちには「想像力」という素晴らしい能力があるのですから、もっと生かすべきです。

私たち人間だけに与えられた、素晴らしい力。

いい思い込みをして、ポジティブな錯覚を引き起こしましょう。

「以前に経験したことがある」と思えば、恐怖が半減するのです。

挑戦する力がつく言葉(7)
  • 初めての挑戦で足がすくんだら「以前に経験したことがある」と思い込んで、良い錯覚を作り出す。
機嫌がいいときは、新しいことを始めるベストタイミング。

挑戦する力がつく30の言葉

  1. あれこれ考えるな。
    とにかく動け!
  2. 無難なことばかり選んでいると、心が弱って臆病になる。
    たまには危険なことを選んでみよう。
  3. 他人が断った仕事は、あなたが引き受けるチャンス。
  4. 縁起の悪いことがあれば、わざとやってみよう。
    意外と何でもないことに気づくだろう。
  5. 挑戦する前から「どうせ無理」と諦めていないか。
  6. 気力が出るから動くではない。
    動くから気力が出るのだ。
  7. いい思い込みをして、ポジティブな錯覚を引き起こそう。
    「以前に経験したことがある」と思えば、恐怖が半減する。
  8. 機嫌がいいときは、新しいことを始めるベストタイミング。
  9. 恥ずかしいなら、恥ずかしがる暇がなくなるくらい、スピードを出せばいい。
  10. 「トラブル」と呼ぶから、苦しく感じる。
    「イベント」と呼べば、楽しく感じる。
  11. 必ずうまくいくことばかり挑戦していないか。
    うまくいくとは限らないことに挑戦するのがかっこいい。
  12. あなたは「勇気がない」と思い込んでいる。
    小さな勇気しか出ないなら、小さな勇気でできることをすればいい。
  13. 苦手や困難に取り組むだけが挑戦ではない。
    娯楽や興味関心に取り組むことも挑戦の1つ。
  14. 「あと○○しかない」を「まだ○○もある」と言い換えるだけで、可能性が見えてくる。
  15. 野球のストライクゾーンは、すでに決まっている。
    あなたのストライクゾーンは、自由に決めていい。
  16. あなたの心は、もっと軽くなる。
    心が軽くなるだけで、新しい自分に生まれ変われる。
  17. 自分のことを「大物」という人に、大物はいない。
  18. 上司から面倒な頼まれごとをされても、むっとしてはいけない。
    わざと面倒な雑用をお願いして、反応や仕事ぶりを見ている。
  19. 強い人は、そこそこの成功しかできない。
    弱い人こそ、大きな成功を成し遂げる。
  20. 「挑戦」は「冒険」と言い換えよう。
    恐怖が半減して、わくわく感が倍増する。
  21. 元気を出しすぎてはいけない。
  22. 背伸びには2種類ある。
    「無理な背伸び」と「安全な背伸び」
  23. たっぷり趣味を楽しんでぐったり疲れた日を「充実した1日」と呼ぶ。
  24. 「くだらない」という口癖があると、何でも嫌になる。
    「面白い」という口癖があると、何でも楽しくなる。
  25. 「うまくいった試しがない」と言われたら、こう切り返そう。
    「じゃあ、次はうまくいかせます」
  26. お金より夢を追いかけよう。
    流行より自分らしさを追いかけよう。
  27. 今からでも遅くない。
    諦めていたことに、もう一度挑戦してみよう。
  28. 挑戦して失敗した人を笑ってはいけない。
  29. 大人になってから遊ぶときは、制限を設けておくほうがいい。
  30. あなたは今、明日の自分を作っている。

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