必ずうまくいくことばかり挑戦していませんか。
無駄な失敗はしたくありません。
余計な苦労もしたくありません。
どうせ取り組むなら、100パーセントうまくいくことに取り組みたいでしょう。
必ずうまくいくことなら、安心安全で、ストレスもありません。
しかし、ここに注意点があります。
必ずうまくいくことばかりをするとなると「慣れたこと」「簡単なこと」が中心になります。
慣れたこと・簡単なことばかりでは、刺激や変化に乏しくなり、大きな成果も成長も見込めません。
「行き詰まる」「困難に直面する」という経験もないでしょう。
同じことの単調な繰り返しでは、むしろ成長が後退する可能性もゼロではありません。
また、必ずうまくいくことばかり挑戦していると、緊張感がありません。
「簡単だね」「楽勝だね」「誰でもできるね」と油断してしまいます。
だらだら気持ちが緩んでいる姿は、お世辞にもかっこいいとは言えないでしょう。
成果・成長は得られても、小さな成果・成長しか得られなくなります。
そもそも必ずうまくいくことなら「挑戦」とは言えません。
挑戦は、リスクや困難が伴うことに対して使う言葉です。
必ずうまくいくことばかりなら、挑戦のない日常になってしまいます。
保守的な生き方になり、自分の殻を破っていくことができないのです。
では、かっこいい生き方をするには、どうすればいいか。
うまくいくとは限らないことに挑戦しましょう。
うまくいかない可能性が高くてもいいのです。
うまくいかない可能性が70パーセントなら、うまくいく可能性は30パーセントということになります。
「30パーセントしかない」ではなく「30パーセントもある」と思えば、希望の光が感じられるでしょう。
たとえうまくいかない可能性が99パーセントだとしても、うまくいく可能性は1パーセントあるということになります。
人生では、困難に挑戦しなければいけない場面があります。
うまくいくとは限らないことに挑戦しなければ、人生を前に進めることはできません。
「うまくいくとは限らないが、少ない可能性に賭けたい」
そんな人生がかっこいいのです。
リスクが大きければ大きいほど、うまくいったときのリターンも大きくなります。
人類は、リスクを取って挑戦したから進化してきました。
うまくいくとは限らないことに挑戦しなければ、進化することもなくなります。
リスクを取って挑戦すれば、たとえ失敗しても、経験や教訓など得られることがあります。
うまくいくとは限らないことに挑戦するのがかっこいいのです。